水7リットル飲むセクシー女優・皇ゆず。マッスル×お色気ボディの両立裏話




仕事と競技の両立という話はよく聞くが、彼女の場合は少々特殊な事情があった。SUMMER STYLE AWARD九州GRAND PRIX(9月24日)で2部門の3位を獲得した皇ゆずは現役セクシー女優。トレーニングをこよなく愛する彼女だが、撮影スケジュールを縫って体をつくるのは容易ではなかったと振り返る。

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「1年前はとにかく痩せればいいという考えで、最初の大会は体重39kgで出たんです。その時、もう少しお尻のボリュームがあるといいと金子賢さんに言っていただいて、それから体づくりの方法を見直しました」

以前は米を中心に炭水化物を抜くハードなダイエットを行なっていたが、これを機に食事の組み方を改善。大好きだったお菓子も4か月間断った。有酸素運動を取り入れつつクリーンな食事を摂ることで、今大会には41.7kgの適性体重で臨むことに成功したのだ。その他にも地方のポージング講師をはるばる尋ねて技術を磨くなど、競技者としての努力を重ねていた。

そんな調整の日々の中で、セクシー女優ならではの苦労があったという。

「九州大会が9月24日だったんですけど、撮影がちょうど22日にあったんです。撮影がある日は水をたくさん飲むようにしていて、その時は7リットルくらい飲んでたかな? そこからむくみを取るために水抜きだったので、23日はきつかったですね(笑)」

大会で福岡に移動してからは半身浴を行なうなど、少しでも良い状態でステージに上がれるように調整に励んだ。日頃、水抜きを得意とする彼女であっても、この突貫スケジュールはなかなかこたえたようだ。

紆余曲折はあったが、今大会に向けてつくった体には確かな手ごたえがあった。今後もトレーニングを続けつつコンテスト挑戦を継続。そして、新たな目標にも挑戦したいと意気込む。

「来年もぜひ大会に出たいです。絞りすぎると胸が小さくなったりするので、そのあたりは気を付けないといけないですけど(笑)。今回の調整で有酸素運動の効果を実感したのと、長距離走が得意だったこともあり、これからはランナー女優にも挑戦したいなと思っています。やりたいことがたくさんあるので、そのためにもトレーニングはずっと続けていきたいですね」

取材・文/森本雄大
写真/SUMMER STYLE AWARD

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