日本代表が男女ともに王座死守に成功【新極真会 世界大会 詳報】




 【男子準々決勝戦】

ヴァレリー・ディミトロフ

今大会でMVP級の活躍を見せた岡田侑己に対し、ヴァレリー・ディミトロフが中段前蹴りで技有りを奪取。年齢を感じさせない盤石の組手で、4年前に続いて自身のブロックを突破した。

アントン・ジマレフ

Bブロックはアントン・ジマレフの勢いを削ぐように、渡辺優作が序盤から体重を乗せた突きを見舞っていく。だがジマレフも驚異的な粘りを見せ、延長戦ではジマレフのカギ突きなどで渡辺の手が完全に止まる場面も見られた。そこから怒とうの巻き返しを図る渡辺だが、ジマレフも最後まで攻め手を緩めず勝負は判定に。結果、延長戦で形勢を逆転させたジマレフが、最終延長4-0で勝利。師である塚本徳臣支部長に続き世界王者を目指した渡辺だが、準々決勝でまさかの脱落となった。

エドガー・セシンスキー

Cブロックは盤石の組手で勝ち上がってきたエドガー・セシンスキーが、破竹の快進撃を見せる遠田から右外廻し蹴りで技有りを奪取。本戦5-0の快勝でベスト4入りを決めた。

入来建武

日本人選手が次々と脱落する中、Dブロックは日本人対決に。入来建武と落合光星の一戦は、下段廻し蹴りを要所で決めた入来がペースを掌握。落合も粘りを見せたが、攻めをうまく受け流した入来が本戦5-0で準々決勝を突破した。

【男子準決勝戦】

ヴァレリー・ディミトロフ

準決勝第1試合は、ヴァレリー・ディミトロフとアントン・ジマレフという予想外の顔合わせに。序盤は静かな立ち上がりとなったが、試合が進むにつれヴァレリーの重い突きと下段廻し蹴りが的確にヒット。手を出し続けたジマレフだが一歩及ばず、ヴァレリーが本戦5-0で決勝戦へと進出した。

入来建武

準決勝第2試合は、序盤から入来建武が下段廻し蹴りを突き刺していく。エドガー・セシンスキーも遠い間合いからトリッキーな足技を見せるが、入来の打ち下ろすような下段が要所で決まり最後までペースを譲らず。場内の大歓声に呼応するように下段を打ち続けた入来が、本戦5-0でファイナル進出を引き寄せた。

◆男子3位決定戦&決勝戦