ガリガリ痩せ体質から、細く強く整ったデニムが似合う体へ進化した男




4月の開幕戦から全国各地を転戦してきたSuper Body Contestも、いよいよクライマックスへ。10/9(月・祝)に開催された予選最後となる愛知大会でも各カテゴリーの審査では、DENIM部門で田中大暉がChampion of the show(総合優勝)に輝いた。

【フォト】愛知でデニムが似合う男は俺だ! 男子出場選手紹介

昨年に初めてSBCのステージに立ち、今年がコンテスト挑戦2年目の田中。

「特にここに注力したというのはなく、全身をまんべんなく鍛えながら、ポージングでかっこよくしなやかに見せれるように意識しました。レッスンで(講師である)木下(智愛)先生にポージングをたくさん教えていただき、緊張はしましたが、それをうまくステージで見せることができたのではないかと思います」と、勝因を分析する。

DENIM部門はその名の通り、デニムを着用してステージに立つ、SBCならではのファッション性あるカテゴリーだ。“デニムが似合うカラダ”が審査のキーワードになっており、腹筋がシックスパックに割れているのはマスト。デニムはあくまで私服であるため、フィジーク競技のように上半身がワイドすぎることなく、ちょうど良い肩幅が高評価を得られることになる。

体づくりはもちろん、DENIM部門ではポージングも大切。“キザでナルシストに”見せることがポイントであり、「自分はとくにフロントのアームスダウン(腕を下げた状態でとる規定ポーズ)がかっこよくて好きです」と田中は話す。規定ポーズはあるものの、予選審査の10秒間のフリーポーズなど、自らの個性を発揮しやすいのもこの競技が人気を集める理由だろう。

日々の体づくりを自身のSNSに綴ってきた田中は、本格的に肉体改造をはじめて3年目。もともとはガリガリの痩せ体質だったが、徐々にたくましくなり、整ったボディをつくり上げて勝利。この日はDENIM部門に加え、細く引き締まったボディが評価されるTREND部門ではEPIC(男子18歳~39歳)クラスで優勝をはたしており、「細くてカッコイイ」を見事に体現した形になった。

現在はトレーニングを指導する立場にもあり、「いくつになっても健康に生きられるようにという点を大切にしていきたい」と話す田中。12月の決勝大会「SBC FINAL」では、昨年の予選落ちの雪辱を晴らし、一つでも上を目指してさらに磨きがかかった体を見せてくれるだろう。

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