「記憶が子どもを産む前で止まっていた…」鏡を見て愕然の36歳ママ、美ボディ大会での変化と“大人の青春”




日本大会前の最終予選となった、『BEST BODY JAPAN東日本大会』。モデルジャパン部門レディースクラス(30歳~39歳)で準グランプリを獲得したのが北嶋佳奈、36歳だ。

【フォト】産後太りから一変。美ボディママ・北嶋のステージショット

「率直にグランプリを獲りたかったのと同時に、準グランプリありがとうございますという気持ちもあり複雑です」と心境を語った彼女。今年でコンテスト歴3年の彼女がボディメイクを始めたのは、出産後の変化を感じたことがきっかけだった。

「コロナ禍の時に運動不足を感じて、『そういえば自分の体ってどうだったっけ』と思って写真を撮ってみたんですね。自分の体型についての記憶が子どもを産む前で止まっていたんですけど、自分が想像するよりだらしない体型になっていたのでショックを受けまして…。それで運動をしようと決意しました」

最初はいざ筋トレという意気込みではなかったが、トレーニングに着手すると自分の体が変わる喜びを感じたという。「体を鍛えるのが楽しくなってきて、何かをモチベーションにもっとがんばりたいと思いました」とコンテスト挑戦を決めると、本番に向けて体を磨く日々をスタートさせた。そんな彼女にとって、コンテストは今や欠かせないものになっている。

「体が変わること自体がめちゃくちゃ楽しいです。それにこうやって変わった体を披露する場があることが、大人になってからの青春みたいな感じですごく楽しいです」

結婚・出産とライフステージを登った先に待っていた青春の日々。充実した日々を噛みしめながら、北嶋は目標に向かってトレーニングを続けていく。

「目標はずっときれいでいることです。普段は管理栄養士をしているので、ヘルシーな食事で体をつくっていくことを発信しつつ、自分でも美しい体を体現したいですね。大会に出ようが出まいが、トレーニングや食事管理は続けていきたいと思います」

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