今年で10周年を迎えた「池袋ハロウィンコスプレフェス 2023 Powered by dwango」。前夜祭も含めて3日間にわたって開催された今回も、会場となった池袋は大盛況となりました。そんな「池ハロ」には毎年2万人以上のコスプレイヤーが参加するということで、VITUP!編集部ではイベントに参加した筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーさんを直撃。今回は、コスプレがきっかけで筋トレや衣装づくりに取り組むようになったという角砂糖さんに話を聞きました。
――筋トレとコスプレはいつから始めましたか。
「トレーニングは、中学3年生の時にめちゃくちゃかっこいい『フェアリーテイル』のグレイのコスプレをしているレイヤーさんを見て、その人の横に好きなキャラで並びたいと思って始めました。それから15kgくらい痩せて、高校2年生の時に友人に誘われて『鬼滅の刃』の伊之助のコスプレをしました。その後は、1年間メイクやウィッグの勉強をして少し自信もついてきたので、ナツのコスプレに挑戦しました」
――今回のコスプレでこだわったポイントを教えてください。
「衣装ですね。『フェアリーテイル』は一番好きな作品で、中でもナツはとくに大好きなので、一から衣装を作っています。『フェアリーテイル』のキャラは、作品内で結構衣装がボロボロになることが多いんですよ。それを再現したくて、この衣装は作った後にガスバーナーで燃やしています」
――コスプレへの情熱がすごいですね。体づくりの面ではどんなことに取り組みましたか。
「普段から腹筋ローラーや腕立て伏せなど、自宅でできる簡単な器具や自重でのトレーニングをほとんど毎日やっているのですが、今回はナツのような逆三角形の体を再現するために、三角筋を鍛えつつ、くびれが出るようにトレーニングしました。やっぱり好きなキャラのコスプレをするためにトレーニングしていると、モチベーションもめちゃくちゃ上がりますね」
――今後の目標は、やはりあこがれのコスプレイヤーさんの横に並ぶことですか。
「じつは去年、そのあこがれの人からお誘いをいただいて、横に並ぶという夢が叶ったんです。なので、今後は『フェアリーテイル』の原作者である真島ヒロ先生に認知されるくらいまでコスプレのレベルを上げたいです」
取材・文・写真/シュー・ハヤシ