たくましさ、そして凛とした女性らしさも漂わせ、竹埜友紀は横浜のステージで輝きを放った。「夏が一番似合う男女を決める」がテーマのSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)において、今年から産声を上げたのがWOMEN‘S SPORTS MODEL部門だ。女性カテゴリーの中でも筋量重視、スポーティーな衣装に足元は白スニーカーという、今までの部門とは異なる魅力を競う舞台である。
サマスタ横浜予選(11月4日開催)の同部門に出場し、出場者ひとりという形だが優勝を手にした竹埜は、この新カテゴリーに大きな魅力を感じているという。
【フォト】白スニ姿で見せたスポーティボディ。竹埜が横浜で見せた凛とした姿
「女性らしさも力強さもある感じが私はすごくかっこいいと思ったので、今回出てみようと思いました。私が憧れるのが『芯のあるぶれない女性』なので、そういった姿に重なるところがあったのかもしれません」
彼女がトレーニングを始めたのは大学を卒業してから。プロに教わりたいという思いで入会したゴールドジムで競技者を多く目にし、自然と自身も大会出場を志すようになった。その中でも自分の心にあったのは理想とする女性像だった。
「根底にあるのはやっぱりぶれないということです。始めたことは続ける、決めたことはやり遂げるというのが大事なのかなと思います。そういう女性になりたいですね。なので、筋トレは今後も続けていきたいと思います」
彼女にとっての筋トレとは、肉体美の追求でありつつ自分と向き合う作業でもあるのかもしれない。そんな中で今回サマスタに出場を決めたのは、現在通っているジムでオーナーを務めるサマスタプロ・馬場裕の影響だ。その馬場は今大会で見事優勝。あこがれの人物に勇気をもらった竹埜も、次なる舞台を見据えて力を込めた。
「12月の決勝大会も出るので、WOMEN‘S SPORTS MODEL一本に絞って初代チャンピオンを狙っていきたいと思います。横浜予選はエントリーがひとりでしたけど、決勝は同じ目標に向かっている仲間と戦いたいので、私も負けじとがんばりたいです。優勝できるようにがんばります」
近づきたいのは強く美しい体、そして『ぶれない女性』としての強いメンタルだ。燃える思いを胸に12月の大一番に乗り込む。
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