今年で10周年を迎えた「池袋ハロウィンコスプレフェス 2023 Powered by dwango」。前夜祭も含めて3日間にわたって開催された今回も、会場となった池袋は大盛況となりました。そんな「池ハロ」には毎年2万人以上のコスプレイヤーが参加するということで、VITUP!編集部ではイベントに参加した筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーさんを直撃。今回は、筋肉を活かしてユニークな活動を行なっている筋肉紳士集団ALLOUTの代表も務めるAKIHITOさんに話を聞きました。
――AKIHITOさんは池ハロ以外にもさまざまなコスプレイベントに参加されていますが、今回は『HUNTER×HUNTER』のヒソカ=モロウのコスプレですか。
「そうですね。昨日はセーラーウラヌスのコスプレをしたのですが、今日はヒソカのコスプレで『HUNTER×HUNTER』の合わせに参加しました」
――ヒソカは他のイベントでも披露しており、かなり長くコスプレしているキャラクターだと思います。やはり続けていると洗練されてくるものですか。
「ポーズのとり方はかなり体に染みついています。ヒソカはもともと好きなキャラで、中学生くらいの時から『顔も似ている』とよく言われていたので、数年前から少しずつアップデートしながら続けてきました。今はピンク色のトレーニング用ゴムチューブを使って、ヒソカの技である伸縮自在の愛(バンジーガム)を再現しています」
――筋トレがコスプレに活かされたことはありますか。
「基本的に全部活きています。男性キャラは筋肉がついていたり絞れていたりするキャラがほとんどですよね。だから、コスプレをするならボディメイクもしたほうが再現度も圧倒的に高くなるんです。僕がそういった体のキャラクターを選んでいるということもありますが、コスプレをするならボディメイクは必須だと思っています」
――確かにAKIHITOさんの体を見ていると、コスプレにボディメイクは必須というのも納得できます。
「ありがとうございます。あとは、逆にボディコンテストに出ている人やボディメイクをしている人にはコスプレをおすすめします。コスプレをするとポージングや見せ方が非常にうまくなるんですよ。トレーニングとコスプレには相乗効果があると思います」
――最後に、今後コスプレしてみたいキャラや参加してみたいイベントはありますか。
「日本のイベントにはかなり参加したと思うので、機会があれば海外のイベントに行ってみたいなと思います。コスプレの目標としては、『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部に登場する柱の男のカーズをやってみたいので、さらにバルクをつけていきたいです」
取材・文・写真/シュー・ハヤシ