今年で10周年を迎えた「池袋ハロウィンコスプレフェス 2023 Powered by dwango」。前夜祭も含めて3日間にわたって開催された今回も、会場となった池袋は大盛況となりました。そんな「池ハロ」には毎年2万人以上のコスプレイヤーが参加するということで、VITUP!編集部ではイベントに参加した筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーさんを直撃。今回は、鍛え上げた筋肉で『となりのトトロ』の草壁メイを披露したサップ石島さんに話を聞きました。
――メイちゃんのコスプレはいつからされているのですか。
「去年の池ハロからなので、ちょうど1年前ですね。今回の池ハロでは去年会いに来てくれた親子が今年も来てくれたりしたので、とてもうれしいです」
――自分のことを覚えていてくれて、しかも会いに来てくれるというのはうれしいですね。
「そうですね。中には、5年くらい前に『はたらく細胞』の血小板ちゃんのコスプレをしていた時に撮影してくれた外国人の人が『これあなただよね』と昔撮った写真を見せてくれたり、メイちゃんのコスプレを始める前に自分のコスプレを撮ってくれた人にも声をかけてもらえました。やはり会いに来てくれた人たちから『また来年も見たい』『メイちゃんかわいい』と言ってもらえるとうれしいし、励みになりますね」
――そもそも、池ハロでメイちゃんのコスプレをしようと思ったきっかけは?
「絶対にトトロが来てくれると思ったからです(笑)。あとは、自分がメイちゃんをやったら盛り上がるかなと思って。それで実際にコスプレパレードに参加したら、見てくれた人たちが喜んでくれました」
――今回でメイちゃんのコスプレ1周年ということで、前回からレベルアップした部分はありますか。
「衣装や小道具はメイちゃんのコスプレをするたびに少しずつアップデートしています。ウィッグは去年よりも少し短くカットして、だいぶメイちゃんっぽくなったと思いますし、小道具では今回まっくろくろすけをつけてきました。また、体のほうも1年前と比べて体重を10kgくらい落としていて、写真を見比べてみてもかなり絞れてキレの良い体になっています」
――1年間改良を重ねてきて、イベントで会いに来てくれる方もいるとなると、このコスプレに対する思い出もたくさんあるのではないですか。
「そうですね。他のコスプレをしていても『メイちゃんのコスプレの人ですよね』と言われるくらいですから、見てくれる人からしてもメイちゃんのコスプレは一番インパクトが強いというか、印象深いのかなと思います。今年は12月8日(金)~10日(日)にかけて開催される東京コミコンと年末のコミックマーケットにも参加すると思いますので、ぜひ会いに来てください。その時にはさらに絞れた体と追加した小道具に気づいてくれたらうれしいです」
取材・文/シュー・ハヤシ
写真提供/サップ石島