11/19(日)に開催されたBEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)日本大会でフィットネスモデル部門の総合グランプリを獲得した河本眞希。“鬼マキさん”の愛称で親しまれ、41歳にして美ボディを保ち続けている姿は、驚異の美魔女と言っても過言ではない存在だろう。そんな彼女は大会後「ホッとした」と率直な心境を口にした。
【フォト】強さと美しさの融合。“鬼マキさん”が見せた研ぎ澄まされしボディ
それもそのはず、彼女は昨年も同部門の総合グランプリを受賞しており、BBJ公認講師をも務める存在だ。追われる立場であり、選手の見本となる重圧は相当のものだっただろう。
「公認講師として出るには、圧倒的に仕上げていかないとと思っていたので不安はありましたけど、去年より進化した姿を見せられてホッとしています。ただ、プレッシャーがあってもなくても、やることは結局変わらないので、悩む時間はやめてトレーニングしたり別のことに集中するようにしました」
目標にフォーカスする精神力で日本大会2連覇を達成。前回大会でフィットネスモデル部門の総合グランプリを争った愛川ゆず季と予選で激突するなど、激選を制して掴んだ結果となった。
磨き上げられたスタイルを誇る彼女だが、元から整った体型の持ち主というわけではない。むしろ以前は太りやすい体質で、そんな体型に葛藤を抱く日々を送っていた。
「太っている時はそれがコンプレックスで、痩せたら人生が変わるかなとずっと思っていました。それでパーソナルトレーニングに通い始めて、自分でもハードな食事制限やトレーニングをするようになりました。そうしたら1年で45kg痩せることができたんです。自分から掴みにいくというか、人生を選びたかったんですよね。大会に出る人は、同じようにコンプレックスを開放したいという人も多いと思います」
ぽっちゃり体型からの脱皮をはたし、そこからBBJでも活躍するようになる。 “鬼マキさん”という愛称も『45kgの鬼痩せをした』というエピソードからついたのだと笑った。まさに己の力で人生の梶を切った彼女は、小休止を挟みつつ今後の目標を考えていきたいと語る。
「まずはちょっと体を休めて、いろいろな人と話をしたり相談しながら今後についてゆっくりと決めていきたいと思います。ただ、どんな形であれトレーニングは続けていきたいですね」
ボディメイクで人生を一変させた彼女は、今後も自らの意思で人生を切り拓き続けるだろう。