カメラマン兼経営者・松本唯が健康美コンテストで日本一!「30代節目、年齢に見合った魅力を重ねたい」




「去年の日本一はまぐれじゃないかという思いもあったので、今年で正真正銘日本一になれたかなという思いです。グランプリが決まった瞬間は涙があふれてしまって、胸がいっぱいでしたね」

そう語るのは、BEST BODY JAPAN日本大会(11月19日開催)でベストボディ・ジャパン部門レディースクラス(30歳~39歳)のグランプリを獲得した松本唯だ。クリエイティブ系の会社を25歳の時に立ち上げ、現在も社長として活躍している彼女。船上カメラマンでもあり、自身も現場の第一線で活動している。

【フォト】カメラマン兼経営者・松本が披露した美ボディショット

写真を撮るうえでは無理な体勢になることもあるため、仕事に活かせるうえに体型維持もできるということで筋トレに着手。当時は週1~2回のトレーニングに留まっていたが、30歳の節目となる2021年にコンテスト出場を決めた。

「今までは自分の体を顧みることがあまりなかったのですが、30歳を迎えた自分を見た時に『このままだと女性としての価値が落ちてしまうのでは』と思ったんです。当時は日焼けしても、体にあざができても気にしていなかったですし、毎日のように外食もしていたくらいでしたから。年齢に見合った魅力を重ねたいと思うようになりました」

トレーニングの目標を設定し、そのうえで女性としての魅力を高めたいと考えた時、視野に入ったのがBEST BODY JAPANへの出場だった。スタイルだけでなく知性や品格も審査基準に含まれるBBJのステージは、彼女が見据える成長にぴったりだった。

2021年に大会に挑み始めると、2022年には日本大会のベストボディ・ジャパン部門レディースクラス(30歳〜39歳)でグランプリを獲得。団体が目指す健康美を追求する中で、まさに年齢とともに自身をアップデートすることができた。

「BBJに出場するようになって意識が変わりました。日頃の所作や言動も見直すようになりましたし、人としても女性としてもブラッシュアップできているのかなと思います」

そんな彼女が今年手にした日本大会2連覇という実績。昨年は「まぐれではないか」という思いもあったそうだが、今大会で残した結果で明確な自信をつけることができた。今後はその自信を旗印にし、多くの人に影響を与えていきたいと意気込む。

「大会に出場し始めてから、私を見てコンテスト出場を決めたという話を聞いてうれしく思います。やっぱり、大人になっても涙が出るくらい熱い思いで取り組めることってなかなかないじゃないですか。熱中できる何かを見つけるきっかけに自分がなれたらうれしいですし、たくさんの人たちの人生のターニングポイントになれたら幸せだなと思います」

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