VITUP! 動画コンテンツ「美筋女子TIME」でMCを務めるKURUMIさん。元アイドルという経歴を持ちつつ、現在はボディメイク競技で活躍する本格トレーニーです。そんな彼女がコンテスト選手の登竜門・マッスルゲートの全国大会『ゴールドジムジャパンカップ』(12/10開催)に出場しました。
彼女は前回大会において新部門、『ドリームモデル』の158cm以下級初代女王に輝いた存在。今年は惜しくも3位となりましたが、2大会連続の入賞と実績を積み上げました。今年はJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の大会にも参戦したKURUMIさんですが、その挑戦の原動力となったのが、『ドリームモデル』の考案者である安井友梨さんからの「JBBFがんばってみたらどうですか?」の一言だったといいます。
大会を終えると「ジャパンカップのドリームモデルにエントリーさせていただいたことで、夏よりも少しだけ体が成長していたのかなと感じています。ただ年内を足踏みして終えるのではなく、また一つ自分の中で良い経験ができました。今年も安井友梨さんから一歩の大事さを学ばせていただき、今年最後の挑戦ができてうれしかったです!」とコメント。
6月から減量を始めて4大会に出場。「ボディメイクはもちろんのこと、それ以上に強い気持ちを持ち続けることの大切さなど、自分自身、人としての成長にもつながったんじゃないかなと思います」とシーズンを振り返りました。
そんな1年の中で彼女の大きな支えになったのが、パーソナルトレーナーの本野卓士コーチの存在。弱気になってしまう場面もある中で背中を押してくれたといいます。ジャパンカップ本番でもステージ袖でパンプアップのサポートを担当するなど、まさに二人三脚で大一番に挑みました。
「もう何年も私のトレーニングを見てくださっている本野コーチに、『ジャパンカップは出ません』と弱音を吐いてしまったことがあり、セッションにならない時期がありました。その時コーチに『なんのために競技をやってるの?』と聞かれた瞬間があり、まわりと比較しての順位や評価ではなく、『自分自身の成長のために』ということにあらためて気付かされました」
自分自身とも向き合ったシーズンを通して、ひとまわり成長したKURUMIさん。周囲への感謝を胸に来シーズンへと向かいます。
「私は割と甘ったれな性格なので、こういった周りの方々の後押しや、恵まれた環境の中でトレーニングができているんだなと、感謝の気持ちでいっぱいです。そして本野コーチ、いつも心身ともに鍛えていただきありがとうございます! また来年に向けて成長できるようにがんばろうと思います!」
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文/森本雄大
写真/シュー・ハヤシ