俳優であり元格闘家の金子賢が主催する『SUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)』。全国各地で予選が開催されており、2023年も大きな盛り上がりを見せた。
同大会にはそれぞれの基準でカテゴライズされた部門が存在。その中で、バランスの取れた肉体美が評価されるSPORTS MODEL部門のプロ選手として活躍しているのが馬場裕だ。
【フォト】見せたプロの誇り。筋量モリモリで登場した馬場のステージ
審査員・公認ポージング講師としても活動している馬場は、多くの選手のあこがれの的だ。2018年のサマスタデビュー以降、スポーツモデルの一線を走り続ける中で2023年は挑戦の1年となった。
それは自身の経営するジム『KEEP ON FITNESS』が店舗リニューアルに向け、多忙な日々が続いたことに起因する。その中でも「この時期が一番きつかったのかなと思います。でもお客様もいますし、そこから逃げないでやりたい。嘘をつきたくないので」と強い意思を持って朝4時~5時に時間をつくり日々のトレーニングを完遂。主戦場よりも筋量の求められるCLASSIC SPORTS MODEL部門(2024年からCLASSIC PHYSIQUE部門に名称変更)に出場し、『横浜予選』(2023年11月開催)で優勝を射止めた。
年間の集大成である『JAPAN PRO GRAND PRIX』(2023年12月開催)では同部門で2位と頂点に迫った馬場。2024年もさらなる筋量アップを掲げ、1年を走り抜ける覚悟だ。
「クラシックフィジークは、筋量を強化したスポーツモデルの選手や他団体の選手も増え、将来的にはスポーツモデルに負けないくらい参加選手が多くなるカテゴリだと思います。今年は激戦区になる可能性しかないので、引き続き誰よりも筋トレに取り組み、仕上がり体重+5kgを目指してがんばりたいと思います」