2024年のワールドカップ出場を目指し、挑戦を続けるスピードクライミング選手の大嶋あやのさん。彼女の原点はTBS系列の人気番組『SASUKE』であり、女子選手史上2人目の1stステージクリアを達成。SASUKEナンバーワン女子選手との呼び声高い存在です。今回は、そんな彼女のVITUP! 動画コンテンツ『美筋女子TIME』出演回を振り返ります。
【トーク動画】大嶋あやの・人生の壁を超えるための思考法。“クライマーあるある”や奇抜な私生活も告白
長きにわたりSASUKEで壁に挑み続け、現在もクライマーとして壁を登り続ける日々を送る大嶋さんは、つねにクライミングのことが頭から離れません。そんな彼女に『日常生活のクライマーあるある』を聞いたところ、想像の斜め上の答えが返ってきました。
まずはちょっとした困りごとから。つねに壁のホールドを掴んで登っていくクライミングでは、指先の消耗も半端ではありません。大嶋さんの指先は皮が削れて硬くなっているとのことで、そんな指で衣服を触るとあることが起きるようです。
「ニットとかを触ると引っかかるんです。指にくっついてきちゃって、ケバケバになっちゃう。素材を考えながら洋服も買わないといけないです。ストッキングもすぐ伝線しちゃいます」
使い込んだ指先は皮が削れて敏感になっているため、熱いものを持つのも難儀するのだとか。夢を切り拓くための指は、意外なところでプチトラブルを起こしていたのでした。
もうひとつ、大嶋さんの口から飛び出したのは職業病ともいえるもの。こちらにもクライマー魂が凝縮されていました。
「ぶら下がれる場所をついつい探しちゃうんです。アートな天井とか見ると『掴めるのかな』って思ったり。日常すぎて考えちゃうんでしょうね。クライマー仲間とは、レンガ調の建物とかを見て『あれは多分登れるね』とか『東京タワー登ってみたくない?』とか話しています(笑)」
もはや日常生活がクライミングとリンクしている大嶋さん。それほどまでに競技のことを愛し、考えを巡らせているからこそ、世界を狙える位置まで到達することができるのでしょう。底知れぬ競技愛を胸に大嶋さんの挑戦は続いていきます。
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