早朝4時半から鍛える元自衛官 フィジーカーとして選んだ実業団選手の道「圧倒的に進化した姿でまたステージに立ちたい」




筋肉隆々な自衛官たちが熱戦を繰り広げる『自衛隊プレミアムボディ』。今年も8/17(土)に横浜ランドマークホールにて開催が予定されており、熱戦の様相を呈している。そんな舞台において、2022年から2年連続総合グランプリを獲得したのが立見北斗だ。

【フォト】ビシッと決めた“敬礼ポーズ”含む立見のステージショット

“理想の体”を追求する彼は、ほぼ毎朝3時45分に起床し、4時半にはトレーニングを開始するという驚異の日常を送っている。護衛艦での勤務から広報官まで、時間帯も内容も異なる環境を経験し、その中でもストイックに体を磨いてきた。

彼が多忙な中でも肉体をつくることができるのは、優先順位を明確にしたうえで目的に全集中する力があってこそだろう。そんな彼に今シーズンの目標を問うと、大きな方向転換となるチャレンジを敢行することがわかった。

今年から自衛隊への感謝を胸に、“マッチョ介護士”の取り組みで知られる株式会社ビジョナリーへ転職を決めた立見。新天地では実業団選手としてフィジークに打ち込んでいくという。同時に自衛隊プレミアムボディからも卒業となるが、今後もさまざまな団体でのチャレンジを誓っている。

「実業団選手の名に恥じぬようAPF(Asia Physique Federation)やFWJ(Fitness World Japan)のフィジーク部門で結果を残すことはもちろんのこと、福祉業界のビジョナリーという会社をさらに多くの方々に知ってもらえるよう尽力することで、会社に貢献したいと思っています」

昨年8月に大会を終えてから長めのオフシーズンを取っている立見。その理由について「弱点部位の改善だけでなく『ステージ映えする体』をテーマにボディメイクに取り組んでいるので、圧倒的に進化した姿でまたステージに立ちたいと思います!」と力強く語った。

新天地に挑む立見がどのような活躍を見せてくれるのか。そして、常勝王者が不在となった自衛隊プレミアムボディは勢力図にどのような変化が生じるのか。それぞれの動向に注目したい。

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