かつては2倍の体重だった “1日20歩生活”から脱却した24歳OL、フィットネスに打ち込み高まる幸福感「本当に変わりました」




“夏が一番似合う男性・女性を決める”というテーマで全国各地で予選が開催されているSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)。今シーズンの開幕戦となる『新人類&ROOKIE CHALLENGE CUP東日本予選』(3/31)において、Wエントリーで堂々としたステージを見せたのが橋本結衣、24歳だ。

【フォト】心身ともに劇的な変化を遂げた橋本のステージショット

他団体含めコンテスト未経験者が出場できる『新人類』のBIKINI MODEL部門で5位、過去にサマスタで5位以内に入賞したことがない選手を対象とした『ROOKIE CHALLENGE CUP』の同部門では2位という結果を残した。ステージでメリハリのある美ボディを披露した彼女だが、かつては肥満体型だったというから驚きだ。

「もともと、今の体重の2倍くらいあったんですよ。小さい頃から太っていて、社会人になってからは事務職だったので1日20歩くらいしか歩かなかったのと、食欲も増してしまって。お医者さんからは『今だからいいけど、このまま年をとったら死んじゃうよ』と言われたので、さすがに痩せないとまずいと思いました」

そこからは一念発起してダイエットに着手。試行錯誤して減量に励むと徐々に成果が現われ、自信もついていったと振り返る。2023年に差し掛かった頃には身長に対しての標準体重にまで痩せることに成功。目標を達成することに喜びを感じ始めていた。

「ダイエットに成功して新しい目標を探している時『ボディメイクをやってみたら?』って友だちから言われたんです。それからサマスタの存在を知りましたね。新人類はみんなスタートラインが同じなので出やすかったです。去年の冬あたりから準備を進めていって、今日やっと羽ばたけた感じです」

ダイエットのつながりから開けたフィットネスの道で、彼女は大きなやりがいを見つけつつある。そして彼女自身の変化は、人生の幸福感にも影響を及ぼした。

「人生が楽しくなりましたね。今までは体型の影響で、乗り物に乗れないとか着たい服が着れないとか、いろいろな支障がありました。それで食に走ってしまうんですけど、食べれば食べるほど自己嫌悪に陥っていました。今は筋トレをしながら好きなものを食べつつ、心身ともに健康な生活を送れています。仕事もそのぶんモチベーションも上がりますから、全体的に豊かになったなって思います。本当に変わりました」

今後は12月の決勝大会(ROOKIE CHALLENGE CUP FINAL)に向け、トレーニングに励んでいきたいと意気込む橋本。目標に向けてやり抜いた経験は、彼女を前向きな推進力あふれる女性に変身させた。

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