普通の事務職OLが筋トレに熱中 挑戦は友だちの些細な一言から「生活リズムの基準ができたから充実しています」




“夏が一番似合う男性・女性を決める”をテーマに全国各地で予選が繰り広げられているSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)。シーズン開幕戦となった『新人類&ROOKIE CHALLENGE CUP東日本予選』(3/31)は新人向けの大会であり、多くの新鋭が集い熱戦を展開した。

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そんな中、ROOKIE CHALLENGE CUPに出場し、モノキニ着用で争う『BEAUTY FITNESS MODEL』部門で4位の成績を残したのが櫛下町友美だ。普段は企業で事務職を務めており、体を動かす機会もなかなかなかったと言う。

そんな彼女のトレーニングのルーツは、新型コロナウイルス流行で時間を持て余していた時、友だちから「暇ならジムに行ってみたら?」と言う声がかかったことからだ。実際に通ってみると「そこですごい体の人たちを見て、自分もやるなら結果がほしいなと思いました」と挑戦心に火が付いた。

それからは日常にトレーニングを組み込み「夜型だった生活が朝型に変わったり、生活リズムの基準ができたから充実しています」と変化を実感した。さらなる目標を求めた彼女はボディコンテスト出場を志すと、さらに筋トレに熱中。2022年のサマスタ横浜予選でデビューをはたした。

そこでは惜しくも入賞はならなかったが、今大会では1年越しのリベンジで見事に入賞を勝ち取った。ステージでの堂々とした表情は、日々の努力の積み上げがあってこそだろう。今回の挑戦を成功体験とし、櫛下町は次なる目標を見据えている。

「ひさびさのステージは恥ずかしさもありましたが、コツコツトレーニングしてきたのでいつも通りが出せて、日頃がんばってよかったと思いました。前回はまずは体験してみようと言う感じだったので、これだけ準備して出るのは初めてでいい経験になりました。4月のスプリングカップも出るので、そこでは3位入賞を目指したいです」

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