4月14日、BEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)の『さいたま大会』が埼玉・埼玉会館で開催された。BBJは引き締まった体と健康的なかっこよさ・美しさを競う舞台であり、世界初・男女年齢別のミスター&ミスコンテストとして人気を博している。
今大会はシーズン開幕から2戦目の戦い。美しく力強いステージからは、大会の時期に向けて調整を進めてきた選手たちの鍛錬の成果が垣間見えた。
【フォトギャラリー】坂上がグランプリを獲得した2023年日本大会
スリムなスタイルが評価されるモデルジャパン部門(MJ部門)ではレジェンドクラス(60歳~年齢無制限)で61歳の坂上成人がグランプリ獲得で2連覇を達成した。昨年の日本大会でも同クラスの優勝を射止めた男が、悲願の日本大会総合グランプリに向けて好発進を切った。
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埼玉県が地元の坂上は今大会を振り返り「優勝できてうれしいです。仕事柄、埼玉県庁で講演をすることもあるので、特別な気持ちでこのステージに立つことができました」とコメント。
今後の目標ついては「コンテストにおいてはクラスのくくりは考えていなくて、総合グランプリで若い選手にも勝てる60代を目指しています」と今年の日本大会への決意を語った。
なお、ウーマンズクラス(40歳~49歳)は石本靖子が制し、笑顔のV2を達成。若い世代だけでなく、ミドルエイジを越えた選手たちの活躍も目立つ結果となった。
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バランスがよく引き締まった健康美がテーマのベストボディ・ジャパン部門では、フレッシャーズクラス(18歳~29歳)の水谷力也が2連覇を達成。昨年よりも仕上がり体重をプラス2kgし、たくましくなったボディで会場を沸かせた。
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連覇者としてはクイーンクラス(50歳~59歳)の手塚紀子も見逃せない。優雅なステージで昨年に続き勝利を引き寄せた。
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バランスのよいスポーティーな肉体美を競うマッスルモデル&フィットネスモデル部門では、エントリーは男女計14人と少数ながらも選手たちの生き生きとした姿が光った。
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男子は若さあふれるフレッシャーズクラス(18歳~29)で林黛輝が頂点に。女子は同部門最多の5人のエントリーがあったウーマンズクラス(50歳~年齢無制限)にて、東山早苗がライバルを制して金のサッシュを手にした。
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今大会以降も11/24に開催される『日本大会』を集大成とし、各地でさらに熱を帯びていくBEST BODY JAPANのステージ。まだまだ続く健康美決戦の結果から目が離せない。
文・写真/森本雄大