「目標をつくってやり切りたかった」美ボディ大会デビューの33歳看護師、挑戦継続で地元・石川県にもエール




「努力すれば変わる自分がうれしくて、筋トレにのめり込みました」

大会後、爽やかな笑顔でそう話すのは日頃看護師を務めているという池田佳織、33歳だ。彼女は4月14日に開催されたBEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)の『さいたま大会』において、ベストボディ・ジャパン部門レディースクラス(30歳~39歳)で3位の成績を残した。

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今大会がコンテストデビューとなった池田は「直前までは楽しみでワクワクしていたんですけど、ステージに上がったら一気に緊張してきました。予選は自分を出せなくて、決勝もまだまだ課題があったので、悔いはそこですね。でも、スポットライトを浴びて自分を表現するのはすごく楽しかったです」と初舞台を振り返る。

彼女が大会挑戦を志したのは半年前。それまではさまざまな方法でダイエットを試みるが効果が出ず、継続することができなかった。その中で筋トレと出会い、“自分は変われる”という自信をつかんだのだ。

「だからこそひとつ目標をつくってやりきりたかったんです。そういう気持ちでさいたま大会を目指して半年トレーニングしてきました」

今大会での3位という結果については「率直に悔しいとうれしいの半々ですね」と胸中を明かした。初出場で3位は堂々たる成績だが、ここで満足することはない。

「今回で日本大会の切符をもらえたので、日本大会優勝を目標に今シーズンを走り抜けます。地元が石川県なので、6月の金沢大会にも出場する予定です。地元は年明けの地震の影響で、友だちもまだ元通りの生活を送れていません。私が挑戦する姿で勇気だったり、何かしら明るい気持ちを届けられるようにステージに立ちたいです」

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