テーマは“マスターズ1年生” 40代を迎えたBBJ公認講師、進化を続けるボディで堂々のV「大事なのは過去の自分を超えること」




磨き上げた健康美を誇る『BEST BODY JAPAN』(ベストボディジャパン/BBJ)の『関東大会』(4月29日、市川市文化会館)が開催され、ベストボディ・ジャパン部門マスターズクラス(40歳~49歳)で鈴木達也がグランプリに輝いた。

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彼は日頃、BBJでポージングやステージでの立ち居振舞いなどを指導する公認講師を務めており、選手たちのお手本となる存在だ。そんな中で今回の大会出場は、鈴木にとって大きな意味を持つものだった。

「40代になってから最初の大会で、初めてミドルクラス(30歳~39歳)からマスターズクラスに上がりました。40代前半と40代後半では見せ方も違ってくると思いますので、自分はフレッシュさや笑顔など、ある意味“マスターズ1年生”としての魅力を出せるように意識しました」

その言葉通り、爽やかさ満載のステージを披露して見事にグランプリを獲得した。彼のBBJ挑戦歴は今年で6年目であり、最初は予選落ちからスタートしたという。そこからコツコツと努力を重ね、3年目に悲願のグランプリを獲得した形だ。苦労もあった鈴木だからこそ、公認講師の立場として後進に伝えたいことがある。

「僕がそうだったように、努力を続けて過去最高の自分を更新し続ければ誰でもグランプリを獲れます。ステージは比較審査なので人と比べがちですが、結果にとらわれると自分を見失ってしまうので、大事なのは過去の自分を超えること。自分にとってのベストボディでステージに立てばいいんです。楽しみながら続ければいつか結果がついてくると思います」

40代を迎えても進化を続ける鈴木の姿は、多くの選手の励みになっていることだろう。次の目標は年間の集大成である日本大会。輝く姿をステージで披露すべく、ここからもう一段ギアを上げる。

「もう一度体をつくり直して、日本大会前の秋口にどこかの地方大会に出ようと思います。そこで弾みをつけて日本大会で一番を獲りにいきます!」

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