本当に58歳!? ダイエットを機に性格まで前向きに「年齢のせいでやれないことはない」




磨き上げた健康美を競う『BEST BODY JAPAN』(ベストボディジャパン/BBJ)の各大会が全国で繰り広げられている。その中で『関東大会』(4月29日、市川市文化会館)が開催され、ベストボディ・ジャパン部門クイーンクラス(50歳~59歳)で柳崎優子が準グランプリに輝いた。

【フォト】クイーンクラスで躍動した柳崎のステージショット

現在58歳を迎えながら、はつらつとしたステージを見せた柳崎。彼女の大会挑戦のルーツはダイエットだ。体型改善のためにトレーナーとトレーニングに取り組むうちに、小さな目標に挑戦し、達成することに喜びを感じ始めたという。その中でさらなる目標としてボディコンテスト出場を決めた。

「トレーナーさんとはプランクチャレンジを一緒にやったり、いろいろなことに前向きに挑戦できました。次の目標を探していた時に健康美を競う大会があると聞いて、そこまで筋量を追求していなかった私にフィットしました。それから本格的にやりたいと思いましたね」

挑戦を決意してからは、よりトレーニングにも身が入った。トレーナーはつねに彼女に寄り添い、「自分の意志で何かに挑戦し、楽しむこと」に重きを置いて指導してくれた。まさに二人三脚でトレーニングライフを歩んだ柳崎は、心の面でも大きな変化があったと振り返る。

「大会出場はもちろんフィットネス以外のことでも、年齢を理由に諦めていたことに対して挑戦してみようという気持ちが湧いてきました。前は仕事の資格を取るにも、『50歳を過ぎてから取れるかな』とか、『取って何になるんだろう』みたいな気持ちで止まっていたんですけど、とにかくやってみようという前向きな気持ちに変わりました。年齢のせいでやれないことはないんじゃないかと思えるようになりました」

年齢はただの数字であり、本人の心次第で成長を続けることができる。美ボディと前向きなメンタルを手にした彼女はBBJ出場も4シーズン目に突入。これからも歩みを止めることはない。

「関東大会はシーズン初戦だったので緊張もあったんですけど、次に向けての課題も見えてきました。ここから日本大会に向けてテーマを設けて、チャレンジを続けていきたいと思います。地方大会で毎回新しいことを試したりとか、他の方のパフォーマンスを取り入れるなどですね。日本大会で自分らしさが出せるように、ここから積み上げていきます」

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