自身のボディと向き合い続ける51歳、“自分に合った舞台で”コンテストに挑戦 練習量が支えた揺るがない自信




磨き上げた健康美を競うBEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)の千葉大会が千葉市民会館にて開催された(5月18日)。大きな盛り上がりを見せた舞台において、ベストボディ・ジャパン部門クイーンクラス(50歳~59歳)でグランプリをつかんだのが武田典子、51歳だ。

【フォト】武田がステージで見せた健康美

「去年はモデルジャパン(MJ)部門とベストボディ・ジャパン(BBJ)部門に出ていて、BBJのほうではどの大会でも決勝に残れなかったのですごくうれしいです」

バランスの良い健康美が評価されるBBJ部門に対して、MJ部門は細身なスタイルが評価の対象となる。自分に合った舞台を決めかねていた武田だったが、ポージングや立ち居振る舞いなどを指導する団体公認講師からの声で、部門を絞ることを決意する。講師の目は、骨盤が大きめな彼女の体格がBBJ部門向きであることを見抜いていたようだ。

「先生の声を信じて部門を絞ってみました。私自身、普段トレーナーをしているので体づくりは得意なんですけど、舞台で緊張してしまってポージングがダメだったんです。なので今シーズンに向けては体をつくりつつ、ポージングとウォーキングをかなり練習しました」

その積み上げが今大会で結実する。「練習をたくさんしてきたので、『大丈夫、できる』と思って堂々とやれました。失敗はあったんですけど焦らずできたので、練習量が支えてくれた感じですね」とステージに臨む上での自信になったようだ。“自分に合った舞台”で値千金のグランプリをつかんだ武田は、ここからさらに高みを目指していく。

「今日また課題も見えたので、体づくりもステージングもまたがんばっていこうと思います。次の目標は日本大会のグランプリですね。夢は大きく!」

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