お酒と筋トレは両立できる 美ボディバーテンダーが実践する飲酒メソッド「お酒をやめるのはコンテストの1週間前くらい」【小栗絵里加】




『Bar Algernon Sinfonia』のオーナーバーテンダーを務める小栗絵里加さん。女性バーテンダー日本一を決める『なでしこカップ』で優勝歴を持つ彼女は、筋トレをこよなく愛するトレーニーでもあります。

2023年はSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)に初出場し、デビュー戦で見事に3部門を制覇。団体公認のプロ資格を取得すると、年間の集大成である『JAPAN PRO GRAND PRIX』でBIKINI(BETTY)部門shortクラス4位の成績を収めました。

【トーク動画】小栗さんのアイドルを目指した挑戦の日々 ボディメイクに適したお酒も紹介

お酒といえば筋トレと相性が悪いイメージがありますが、小栗さんはボディメイクと飲酒を両立していると言います。

「お酒もリキュールの種類や飲む量に気をつければ意外と敵じゃないんです。私は、減量期間でも1日2~3杯は飲みます。お酒をやめるのはコンテストの1週間前くらいですね」

ボディコンテストに出場する選手にとっては、鍛えあげた筋肉のカットを出すために『絞る』という工程が必要不可欠。減量によって余分な脂肪を落とすことで、皮膚の上から筋肉ひとつひとつがはっきりと見えるようにしていくのです。その中でも、小栗さんは飲酒を通して太るポイントを理解し、対策を講じていきます。

ポイントになるのはリキュールの種類。加糖されたリキュールはカロリーが高いため、ウイスキーなどの蒸留酒をチョイスします。とくにお気に入りはラフロイグ。白ワインも1~2杯であれば飲むこともあるそうです。

「まずはお酒の種類が大切で、あとはやっぱり飲みすぎないことですよね。飲みすぎると食欲が増して食事量が増えてしまうので、それが太る原因になります。あとはおつまみを減量用のものに変えるのも効果的ですね。おすすめはパンガシウスという白身魚です」

業務用スーパーなどで購入できるパンガシウスを蒸して、塩やコンソメなどで味付けをするのが小栗さん流。減量期間はこの魚料理と鶏肉、ローストビーフなどをルーティンでまわして飽きないようにしているとのことです。

『過度な我慢をしない』ということは、ボディメイクにおいて精神的なゆとりを持つことにもつながるでしょう。美ボディバーテンダーの体づくりの裏には、お酒への愛と自己管理をサポートする工夫がありました。

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