忍者に侍、日本の文化とボディビルが融合 「出陣」ポーズでアジアを沸かせたマッスルエンターテイナー




体重別のボディビル日本一決定戦「日本クラス別選手権」を7連覇中の赤澤範昭さん。King & Princeなどの楽曲をBGMにダンス調を取り入れたフリーポーズで会場を魅了する、エンタメ性を持ち合わせる日本トップクラスのボディビルダーだ。

過去には人気番組『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』に2度出演しており、今年2024年2月の第99回放送では娘・なの春さんと「マッスルエフェクトでTikTok」を披露し見事に満点優勝。“マッスル親子”として注目を集める良き父でもある。

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そんな彼は7月6日から開催されたIFBBアジア選手権に出場。ボディビルマスターズ(50歳以上)、ボディビル60kg以下級ともに2位の成績を残している。

SNSに投稿された「アジアへの出陣フリーポーズ」には赤澤さんのこだわりが詰まっており、「出陣をテーマにして戦に勝ちに行くと言う気持ちでやりました!フリーもアジア用に変えて忍者や侍や日本舞踊などを取り入れてポーズを作成しました!審査表を見てみると予選で負けてたのが決勝では逆転していたので、フリーポーズの評価が高かったのかなと思いうれしかったです!」とマッスルエンターテイナーが本領発揮。ドラマ「信長協奏曲」のメインテーマ「Shutujin」に合わせたステージでモンゴルの観客を沸かせた。

そんな中、熱戦を終えた7月8日、赤澤さんは思いをInstagramに投稿している。

投稿では日本代表を初めて経験した2005年からこれまでの経緯を振り返りつつ、熱い思いを綴った赤澤さん。毎年「金メダルを獲り、国歌を聞く」ということを目標に、今年で最後と決意を固めてアジア選手権に臨んでいたと語った。

 

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【赤澤範昭さんInstagram(@bigkiller)より】

国際大会に関しては「行ける環境出来る環境であるならば皆さんもまた是非挑戦していただきたいです。国際大会はとても良い経験になり自分をいつも以上に成長することが出来ます」と経験をもとにコメント。

「今回で7回目の国際大会ですが!そんな経験もありながら日本チームにあまり貢献できなかった事を反省しています。何のお役にも立てずすいませんでした!これを機に人見知りを治そうかと思いマッスル。その時はまたよろしくお願いしマッスル。今回も日本代表チームは最高でした!ありがとうございました」と日本代表チームへの感謝を綴りつつ、さらなる成長を見据えて力を込めた。

ちなみに、アジア選手権はマスターズと60キロ級でフリーポーズを2曲分用意していたそうだが、本番に臨むにあたり「Shutujin」ひとつに絞った形だ。残りの1曲については「日本でやろうかなと思ってマッスル!」とのことで、今年もマッスルエンターテイナーが熱いステージを届けてくれそうだ。

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