浦安を魅了したクラシカル&マッスルなフィジークボディ【マッスルゲート】




7月6日(土)に千葉・浦安市文化会館にて行われた「マッスルゲート東京ベイ大会」では、男女合計11競技が行なわれた。「ボディコンテストの登竜門」と呼ばれるマッスルゲートだけに、どのカテゴリーが自分に合っているのか、今はまだ模索中の選手も多数している。

【フォト&ムービー】クラシックフィジーク・マスキュラーフィジークに出場した全選手

ここで紹介するのは、クラシックフィジークとマスキュラーフィジーク。前者は、“フィジーク”という名がついているが、カテゴリーとしてはボディビルに近い競技で、下半身も含めた全身の筋量やバランスが求められる。バキュームポーズやクラシックポーズなど独特の規定ポーズがあり、ボディビルのような迫力よりも、より審美性が問われる競技と言っていいだろう。

マスキュラーフィジークは、「より筋量が求められるメンズフィジーク」というイメージのフィットネス競技だ。近年ではメンズフィジークの審査基準が世界的に精査され、いわゆる“デカすぎる”選手は順位を落とす傾向にある。そういう中で誕生したマスキュラーフィジークは、ボディビルに近い上半身を持ちながらも、サーフパンツが似合う体が評価される競技であり、トップレベルでは競技を転向することで実績を残す選手も現れている。

マッスルゲートは、1日の中でボディビル・フィットネスのほぼ全競技を網羅していることが特徴の一つの大会。ステージに立ちながら、あるいは観戦しながら、自分に合ったカテゴリーを見つけてほしい。

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