日本プロ麻雀協会所属のプロ雀士・水谷葵さん。可憐なルックスからは想像のつかない、ムキムキの腕とじっくりと役を育てる対局スタイルで「バルクアップリーチ」の異名を持っています。
今回はそんな彼女に「雀士あるある」について聞いてみました。それを語るうえでポイントになるのは、まずは麻雀用語なのだとか。
【動画】東大院卒プロ雀士・水谷さんがプライベートや雀士あるあるを語る
「麻雀界では両面のことを『リャンメン』って言うんですよ。なので、両面テープのことを『リャンメンテープ』って言っている人がいたら、この人は麻雀好きなのかなって思います。あとは一気通貫とか、そういう用語を使っている人にもつい目がいってしまいますね」
別角度で見るとプロ雀士同士の恋愛事情については「大いにある」とのこと。付き合っているカップルはもちろん、結婚する人も多いのだとか。共通の趣味があることは男女の絆を深めるようです。
水谷さん自身「麻雀が自分よりも上手い人を見るとかっこいいと思う」とのことで、プロだからこそ抱く相手への感情もありそうです。ちなみに水谷さんはそれにプラスで「筋肉はあるに越したことはないですね。腹筋割れてたらもう最高です」と筋肉女子としての視点も忘れませんでした。
もうひとつのあるあるが、「利き手を大事にすること」だと水谷さん。「麻雀は基本的に効き手しか使わないゲームなので、料理の時に包丁で右手を切ってしまったりすると、それだけでも不便なんですよ。利きじゃない手は牌を揃えたりするときに使う程度で、それ以外は利き手しか使わないので。商売道具を大事にする感覚で手は大事にしています」と語ってくれました。
現役で活躍する水谷さんの話を通して、知られざる「雀士あるある」が明らかになりました。