空港のまわりが草原、スーパーはコストコみたい! 初めてづくしの海外遠征【廣中れなのモンゴル滞在記(DAY1)】




読者のみなさま、こんにちは。JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)でビキニフィットネスに出場しています、廣中れなです。

【フォト】ステージからオフショットまで モンゴルで過ごした濃密な5日間

7月6~7日の2日間、モンゴル・ウランバートルで開催された「2024 IFBBアジア選手権」に日本代表として出場させていただきました。初めて国際大会出場の機会をいただき、2位という結果も残すことができて光栄でした!

初めての海外遠征は新鮮なことばかり! ということで、アジア選手権の移動日から帰国までのことを日記に残してみました。ここでは移動から5日間の滞在記をお届けします!

1日目(7月3日)は移動日です。空港に着くと海外遠征の必需品・レンタルWi-Fiを受け取りました。スターバックスで朝食をいただきゆったりしつつ、11時には選手ミーティングの後に青田(正順)会長のご挨拶をお聞きし、代表選手全員で記念撮影。「これからついにアジア選手権に行くんだな…」とあらためて気が引き締まりました。

チェックインなど手続きを終えるのに1時間以上かかったり、モンゴル行きの飛行機が遅延したりとちょっとバタバタです。こういったプチトラブルは海外に行くときのあるあるなんだとか。機内食はヘルシーな機内特別食で、大会前の減量ボディにはうれしい限りでした。

ウランバートル空港についたのは現地時間で20時前です。夜なのに日本で言う16時くらいの明るさでびっくりしました。しかも空港のまわりは草原! イメージしていたモンゴルそのもので、一気に海外に来た実感が湧いてきます。

とてもきれいな緑でしたが走っている車が汚れていて、あんまり気にしないのかな? と思っていたら、その理由が判明しました。街に出るととにかく車が多くて、排気ガスや砂埃がすごいんですよね。車もそれは汚れるなと思いました。レアな経験です。

21時30分頃には滞在先のチンギス・ハーンホテルに到着すると、すぐに近くのスーパーにみんなと食料を調達しに行きました。現地のスーパーはすごく大きくて、食料品、生活用品となんでも揃っていてコストコみたいでした。

ちなみにモンゴルの通貨はトゥグルグ。20000トゥグルグで980円くらいの換算なので、スーパーの値札には0がたくさんです。一瞬、「高いな!」と思いましたが、実際には日本で買うより全然安いものばかりでした(笑)。ちなみに私は冷凍のサーモンと羊の肉と水とナッツを買いました。

買い物が終わったらホテルに戻って軽くミーティング。部屋のペアなどが決まり、その日は自由行動です。同部屋は女子フィジークの荻島順子さんで、いろいろ話すとすぐに意気投合しました。

「私たちってなぜ同じ部屋になったんだろうね」「今まではしっかりした人がペアだったけどお互いに頼りないから、力を合わせてがんばろうね」など話しつつ、カラーリングの下地も塗らないといけないので、もはやお互いすっぽんぽんでたわいのない話をずっとしていました。

いろいろ話して緊張もほぐれてきて、お風呂も入ってホッとしたところで寝る時間です。初めてだらけの移動日もこれで終わり。ぐっすり眠れてよかったです。次は大会初日のことについてお伝えします。

【次のページ】廣中さんがアジアで過ごした5日間のフォト