男子選手との貴重なコミュニケーションの時間【廣中れなのモンゴル滞在記(DAY2)】




読者のみなさま、こんにちは。ビキニフィットネス競技者の廣中れなです。

ここではIFBBアジア選手権(7月6日、7日)のために訪れたモンゴルの滞在記をお届けします。2日目は、同じ日本代表選手のみなさんとの交流についてです。

【フォト】ステージからオフショットまで モンゴルで過ごした濃密な5日間

現地着2日目は、朝6時頃に起床し身支度をしました。選手同士でゆで卵の取り合いになると思ったので(笑)、7時に朝食ルームへ行き、鞄の中に忍ばせたジップロックにゆで卵1パック分とフルーツなどをイン。女子フィジーク、ボディフィットネスのお姉様方とゆったり朝食をいただきました。

私は脂質をメインに減量を進めていたので、目玉焼き・肉料理を主にいただきました。この日はポージング・コンディションチェックくらいで後は自由行動です。

ビキニフィットネスは夕方からだったのでひとまず1人で現地スーパーのE-martへ! インスタやYouTube用に動画を回しながら、ボディクリームや足りない食材、お水などを購入しました。

スーパーを1人でウロウロしていると、なぜかモンゴル人にモンゴル語で話しかけられます(笑)。そして相手は楽しそうだけど、こっちは何を言っているのかさっぱり分からない!(笑)。得意の愛想笑いで話している風を装い、帰り際のジェラートやケーキやパンの誘惑に必死で耐えながらホテルに戻りました。

帰って軽い食事を摂ると、早速ジムへ行きました。もう大会前ですし、とくに本気で筋トレしようとも思っていなかったので、肩トレを三種目マイペースにやっていたところ、赤澤(範昭)さん・土金(正巳)さん・林(勇宇)さんが来られ、「こんなレアなことはないぞ」と思い、みんなで写真撮影をしました。そこで3人の大先輩方と初めてお話しし、最初は緊張したのですが、すごく話しやすい方々なんだとすぐにわかり、ホッとしました。

こちらは林さんとの一枚

そして、次はポージング練習を終えた岸田(勇輝)さん、三島(流平)さんに遭遇し、一緒に遊んでもらいました(笑)。岸田さんとは空港や過去の大会で結構いろいろとお話ししていたのですが、三島さんとの絡みはこれが初。三島さんの人見知りが発動しており、軽く岸田さんを交えてお話しするくらいで、ビキニのポージング練習の時間になりました。

ビキニに着替え、現場へ行くとすでに緊張感のある雰囲気。先生方の最終チェックをしていただきましたが、だいたいこれが1時間ほどです。そこで、先生方からは「ビキニは優雅に色っぽく、海外仕様に変えないといけない、ウォーキングももっと華やかで良い」とご指摘をいただき、ひとつひとつの手捌きやウォーキングの指先の動きはもっと華やかに、表情にもメリハリをつけ、フロントポーズの足幅も狭めにして細身に見せる工夫をしました。

最後のIウォークで修正したものを披露すると、先生方から拍手をしていただき「そのほうが廣中さんらしい!」と言っていただけたため、それが自信となり、部屋でもルンルン気分で練習しました。

前日の移動などでむくみがひどかったこともあり、荻島さんや林さんたちと再びE-martへ。そこで今後のことも考えてお土産も全部購入し、むくみ取り目的でバナナやドラゴンフルーツ、マンゴー(これは好み)を購入して部屋で食べました。

これがなんと、めちゃくちゃおいしい! ドライフルーツもマンゴーも日本で買うと小さくて高いのに対して、モンゴルのは大きくて安いしすごく甘い! そして変わっているのが、日本だと1個○○円なのに対してモンゴルはフルーツが量り売り! 店員さんに量ってもらい値段をつけてもらいました。あまりのおいしさに感動でした。

夜はボディビルの選手たちの化粧の予行練習をするために、岸田さんと三島さんの部屋に行きメイクをしました。自分で言うのもなんですが、眉毛も結構上手く描けたのではないかなと(笑)。

メイクをがんばりました!

おふたりから芋羊羹をふたつもらい、次はフィジーク選手の部屋に。日頃からすごく仲の良い増原(駿)くん、手島(祐)くんとたわいもない話をし、そこでもメイクの打ち合わせをしました。

私にできるサポートはメイクくらいだと思うので、ステージ映えするメイクなら協力できるなと思い、しっかりと打ち合わせをさせてもらい、その日は就寝しました。

日本代表と言っても、みんなそれぞれ日本で住む場所はまったく違うので、コミュニケーションを取る大切な時間だったなとすごく思いました。

(3日目に続く)

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