日本プロ麻雀協会所属のプロ雀士・水谷葵さん。可憐なルックスからは想像のつかない、ムキムキの腕とじっくりと役を育てる対局スタイルで「バルクアップリーチ」の異名を持っています。
日頃の筋トレについて、「家では体幹を中心に鍛えることが多くて、スクワットとかプランクとか、腹筋なんかもやります。ほぼ毎日やっていますね。夜寝る前にやることが多いです」と話す水谷さん。
今回はウエストを引き締めつつ、姿勢を改善したいと言う希望で、パーソナルトレーナーも務める「美筋女子TIME」MCのKURUMIが水谷さんにトレーニングを伝授していきました。
ターゲットをウエストまわりの筋肉と背中に設定し、まず行なっていったのはツイストです。
マルチラックの懸垂バーにぶら下がり、ヒザを上げた状態で腰を左右に捻ります。水谷さんが実際にトライしてみると、「めっちゃ効く」と声が上がります。日頃鍛えた腕力も活かしつつ、しっかりとぶら下がってツイストを完遂しました。
ちなみにポイントは両ヒザをつけた状態で内転筋にも力を入れて捻ること。なるべく可動域を広く取れるように捻っていきます。「普段の腹筋では鍛えられないようなところが鍛えられました」と水谷さん。
背中のトレーニングはラットプルダウンをセレクト。肩をすぼめたり上げたりしすぎないように気をつけつつ、戻すときはゆっくり行なうようにKURUMIがアドバイスを送ります。重量を30㎏に設定するとしっくり来たようで、安定したフォームで背中のトレーニングをやり切りました。
最後に水谷さんのトレードマークである腕のトレーニングを見せてもらいました。アームカールを中心にダンベルを使った種目を行なっているそうです。一見すると麻雀と筋トレは関係がなさそうに思えますが、体を鍛えることで得られるメリットがあるのだと言います。
「じつは麻雀ってすごく体力を使うんですよ。長いときで10時間とか対局していたりもするので。鍛えることで体力がついて、対局中に集中力も保ちやすくなったと思います。あとは筋トレで脳が活性化されるのか、記憶力もよくなった気がします。麻雀では相手の捨てた牌を覚えたりする必要があるので、頭が冴えてすごく助かっています。最近はとくに麻雀のために鍛える意識がありますね」
トレーニングを終え「私がやりたかったウエストまわりと背筋が今の時点でかなり効いているので、美ボディに一歩近づけたと思います。ありがとうございました!」と感想を語った水谷さん。麻雀のパフォーマンスアップと美ボディづくりのために、今後もトレーニングは欠かせないものとなりそうです。