「あこがれるだけじゃなく超えていけるように」ステージ変更で輝いた28歳ビキニ選手、悲願の金メダルを手に笑顔




JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催、「第59回東京ボディビル選手権大会」(8月3日)において、金メダルを手に笑顔を見せた岩崎有希、28歳。

激戦区・東京のビキニフィットネス35歳以下級を制した彼女は以前、他団体のコンテストに出場していたが、なかなか優勝に手が届かなかったと振り返る。

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「他の団体に出ていた頃は、自分の筋量とカテゴリーが合っていないと何度も言われてきました。2位3位が当たり前で、その結果に対しても『またか』という感じで負け癖がついてしまっていたと思います。無理に合わせるよりはポテンシャルを活かせるステージに立ちたいと思って、今年からJBBFに移籍しました。表彰式でずっと優勝に名前が呼ばれるイメージはしてきました」

今シーズンは初戦となった神奈川県フィットネスオープン大会(6月15日開催)で見事優勝。今大会でも頂点を射止め、2連勝となった。ステージ変更で輝きを放った彼女は、さらなる飛躍に向けて歩を進めていく。

「今年はこの東京選手権で終わりの予定なんですけど、来年はオールジャパン選手権の出場権獲得を目指してがんばります。トップクラスの選手たちにあこがれるだけじゃなく、超えていけるように今年の残り時間準備していきたいと思います」

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