強く美しく磨き上げたフィジークボディ、福井の地で輝く【JBBF】




日本選手権、日本クラス別選手権に次ぐ日本トップレベルのボディ決戦、それがジャパンオープン選手権だ。8月11日に福井で開催された第35回大会も、例年同様のハイレベルな決戦となった。

■女子フィジーク全出場選手フォト&フリーポーズ動画

女子フィジーク部門においては、新沼隆代、原田理香、宮﨑祐子が三つ巴で優勝争いを展開。審査表を見ると1位~3位の票が3人に分散していることからも、誰が金メダルを勝ちとってもおかしくはない戦いであったことがよくわかる。

観客席から見る限りでは、昨年の日本選手権7位であり、高身長で筋肉の大きさで勝る原田に分があるようにも見えたが、細かな筋肉のカットやバランス良く筋肉を見せるポージングの巧緻さでは新沼に軍配が上がったようだ。“日本”という名が付く大会ではこれまで目立った成績を残したことがなかった新沼が、新たな女王の座につく結果となった。

昨年は荻島順子が本大会で優勝を飾り、その勢いのままに日本一まで突っ走っていった。日本クラス別は9月、そして日本選手権は10月と、数週間ではあるが期間がある。中位から下位に落ち着いた選手たちも、まだまだコンディションや仕上がり度合いを高め、次のステージでインプルーブしたボディを見せてくれるはずだ。

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