鍛えあげた肉体美を競うボディコンテスト。その人気は年々高まってきており、全国各地でトレーニーたちの熱き戦いが繰り広げられている。
舞台に臨む選手たちのバックボーンは、「ダイエットのために」「打ち込む目標がほしくて」などさまざまだ。モチベーションを上げるため、筋トレの目標としてコンテストを設定する人も多い。
そんな中で“初心者でも気軽に参加できる”をテーマとした、SUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)「参加費無料ボディメイクカップ」が8月18日に埼玉・クレアこうのすで開催された。
【フォト】男女コンテストビギナーたちが見せた自由度あふれるステージ
特徴としては、“コンテストと言えば”のイメージがある「規定ポージング」「カラーリング」「規定衣装」が不要なことだ。加えて本番での順位付けも行なわれず、大会というよりはイベント感覚で参加できるコンテストの新たな形である。
ステージは男女各4カテゴリーで展開され、デニム、サーフパンツ、ビキニ水着など大まかな衣装区分はあるものの、その中であれば何を着てもOKという自由度の高さが目立った。加えて、各選手がアピールしたいポーズを自由に取ることができるため、オリジナリティにあふれたポーズで夏のステージが彩られた。
ベストパフォーマンス賞、オーディエンス賞、ベストスマイル賞、ベストボディ賞、ベストドレッサー賞、ベストジーニスト賞、各スポンサー賞といった特別賞が用意されたことも特徴。オンリーワンの輝きを放った選手たちに贈られた勲章は、夏の忘れられない思い出になったことだろう。
なお今回のイベントを経験し、さらに上のステップに進みたい選手には、同団体が主催する「新人類」(フィットネスコンテスト未経験者限定の大会)などへの出場も呼びかけられた。本格的なコンテスト挑戦に向け、一歩踏み出したい選手にとっても良いきっかけとなっただろう。
フィットネスを楽しむという原点に回帰した本イベント。コンテストの裾野の広がりに新たな可能性が見えた1日となった。