鍛えあげた肉体美を競うボディコンテストの人気は年々上昇し、全国各地で大会が開催されている。
「筋トレガチ勢向け」というイメージもあるかもしれないが、じつはトレーニングしていない人でも楽しめる要素が満載だ。今回はコンテスト団体「SUMMER STYLE AWARD」（サマースタイルアワード）のプロ戦（JAPAN PRO CHAMPIONSHIP、7月27日～28日開催）の現場で取材を敢行した。
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サマスタの特徴である光を使った舞台演出、選手によるポーズダウンで会場は大盛り上がり。応援が飛び交い会場のボルテージは最高潮に達した。そんな場に居合わせた観客に聞くと、コンテストの楽しみ方が見えてきた。
今回話を聞いたのは、元サマスタプロ選手・仲座さみらさんとその友人Ａさんだ。知り合いの応援で会場に足を運んだが、ステージに引き込まれ初めて見る選手にも声援を送っていたと言う。
「フリーポーズは各選手が選んだ音楽でパフォーマンスするので、次はどんな曲が流れるのかとか、ワクワク感がすごいです。選手のポージングと音がバシッとハマると、心がときめいて叫んじゃいますね（笑）」(仲座さん)
「応援する選手への声がすごく響いていて、選手も観客もみんな楽しそうでした。華やかなステージングもよかったです」（Ａさん）
サマスタ代表の金子賢さんは以前インタビューで「推しを見つけに来る気持ちで大会を楽しんでほしい」とメッセージを送っていた。審査形式がわからなくても問題なし。「誰が勝つのかな」と友人と予想したり、「この選手かっこいい、きれいだな」とお気に入りの選手を見つけるのも楽しみ方だ。
現在はコンテストハイシーズンであり、毎週どこかで大会が開催されている。この夏、コンテスト観戦デビューしてみるのもいいだろう。その際はぜひ、心がときめいた選手にとびきりのエールを送ってみてほしい。
取材・文・写真/森本雄大
