「幸せな家庭を築きたいという思いが強くなった」ビキニフィットネス・ダンシーあずさ、再婚・妊活にともない競技活動休止を報告




女性らしい健康美を競うビキニフィットネスで活躍するダンシーあずささん。2023年は身長別の国内最高峰「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」を5連覇。階級無差別の「フィットネス・ジャパン・グランド・チャンピオンシップス」では4度の準優勝を飾るなど国内トップ戦線で活躍する存在だ。

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そんな彼女が9月7日に自身のYouTubeを更新。かねてからInstagram投稿に登場していたアレハンドロ・アギラール(25歳、クラシックフィジーク選手)との再婚と、今シーズンからの競技活動休止を報告した。

昨年に元夫と離婚したあずささんは、メンタル的にも不安定な中で競技に臨んできた。やり切った充実感と同時に、「正直、燃え尽きてしまった感もありました」と振り返るシーズンとなった。

そんな中で新たな彼と出会い、結婚生活を共にする中で、プライベートの幸せを求める気持ちが強くなっていったと言う。

「競技をしている時は子どもがほしい気持ちはあまりなかったんですけど、結婚生活を送る中でこの人と早く子どもがほしい。私も自分の家庭を築いていきたいという気持ちが大きくなっていきました」

競技をやめることは考えたこともなかったあずささん。心境の変化に自分でも非常に驚いているそうだ。「ずっとオールジャパンを連覇して、いつか真の日本一になって、そこから世界へ羽ばたきたいと思っていました。世界選手権で金メダルをかけるプランもありました」と話すほどフィットネス競技に打ち込んできただけに、相当大きな決断となっただろう。

ステージ映えする筋肉のカットを出すためには減量が必要であり、極端に脂肪が減った状態ではホルモンバランスが乱れたり、生理が遅れたりすることもあった。そのような状況を加味し、妊活のためにも競技から一時的に離れる決断を下した。

「理想の体をつくっていくのは、選手でなくてもみなさんに伝えていくことはできると思うので、いったん競技者としての自分から離れて、もっと一般の人に近い形でフィットネスを楽しむ姿を発信していきたいです。仕事ではこれからもポージングやトレーニングなどを教えていきたいと思います。どんな形で戻るかはわからないですけど、ステージにはもう一度戻りたいと思います。『ママになっても金』というのもかっこいいですよね。これからも変わらず応援よろしくお願いします」

5連覇中のオールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス(ビキニフィットネス163cm以下級)の王座は空位になることから、競技界に対する影響も大きそうだ。SNSでの発信も続けていきたいと意気込むあずささんは、夫と新たなYouTubeチャンネルを立ち上げることも発表した。

自分らしく、人生トータルでの幸せを追求する姿は、多くの人々のあこがれとなっていくだろう。今後の彼女の幸せを祈りつつ、再びステージに立つ日を楽しみに待ちたい。

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