アニメ・マンガ好きの人々で賑わう一大イベント「コミックマーケット104」(8月11日~12日)が東京ビックサイトにて開催されました。多くのコスプレイヤーも参加するコミケでは、“キャラに恥じない体”を目指すレイヤーさんとの出会いが多くあります。ここではVITUP! 編集部がコミケで取材した、体づくりに励むレイヤーさんのインタビューをお届けします。5人目は、あこがれの人との併せをきっかけに、より真剣にコスプレに向き合うようになったという角砂糖さん。
トレーニング中はつねにナツのことを考えている
――かっこいい「FAIRY TAIL」のナツのコスプレですね。どんな部分にこだわりましたか。
「前回、池ハロでナツのコスプレをした時は、あまり筋肉が育っていなかったので、全体的に筋量を増やせるようにトレーニングしてきました。その中でもナツの逆三角形の体に近づけるように、腕立てや腹筋ローラー、週に1回10kmのランニングなどをしていました」
――トレーニングの時もコスプレのことを考えているのですね。
「そうですね。もともとコスプレがきっかけで鍛え始めたので、トレーニングの時はつねにナツのことを考えています。それもあって、つらい時でもここを乗り切ればいい写真がもらえるかなと思うとがんばれますし、鍛えるたびにキャラにどんどん近づいていっている感覚があって楽しいです。そして、イベントなどでコスプレして全身を見た時やその場に居合わせた方々から『すごい!』などと褒めてもらえると、『がんばってきてよかった、鍛えてよかった』と感じますね」
――自分的に今回のコスプレの完成度はいかがですか。
「よくできたと思います。今回はコスプレを始めるきっかけになった友だちの快斗さんと一緒に並ぶということもあって、気合いが入っていました。とくに、今回の衣装とウロコは快斗さんと初めて併せをして、コスプレイベントでランウェイを歩いた時の思い出の衣装なんです。その時からウィッグ、衣装、メイクをすべて進化させ続けて、少しは快斗さんに近づけたかなという気持ちもあります」
――やはりあこがれの人とコスプレするとモチベーションも上がりますか。
「そうですね。2022年のコスプレサミットで一緒にコスプレしてからは、筋トレもコスプレもめちゃくちゃモチベーションが上がりました。一緒のステージに立てた時は念願がかなった達成感があったのですが、実際にグレイのコスプレで横に立つ快斗さんを見ると、もっと自分の好きになったナツというキャラと真剣に向き合って、原作でのナツとグレイのような競い合うライバル関係になりたいという気持ちもあってがんばってこれました」
――最後に今後の目標を教えてください。
「冬頃にはもっと筋量の多いキャラのコスプレをしようと思っています。それに向けて、食事量を増やしたり筋トレの量や負荷を上げたりして、しっかり体をつくっていこうと思います。原作、アニメ、ゲームで登場したナツの衣装コンプリートまであと少しなのでがんばっていきたいです。そして、『FAIRY TAIL』作者の真島先生の目に止まるようなコスプレを目指していきます!」