V3王者・相澤隼人不在の戦いへ ボディビル日本選手権エントリー発表




10月6日に大阪・国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)にて開催される「第70回日本男子ボディビル選手権大会」および「第42回日本女子フィジーク選手権大会」の出場選手が、日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)のHPにて発表された。

■昨年の男子ボディビルトップ12を写真で振り返る

男子ボディビルでは、昨年2位で今シーズンをもっての引退を公表している木澤大祐や、3位の嶋田慶太を含めて、昨年の上位ランカーは順当にエントリー。最高齢は88歳のレジェンド・金澤利翼となる。若手では、今年のジュニア王者・渡部史也と、ミスター東京の刈川啓志郎(ともに23歳)も初のステージへ。昨年は欠場した加藤直之(2022年大会4位)もカムバックする。

驚きは、3連覇中の王者・相澤隼人の名前がないことだろう。直近では8月のジュニア選手権でゲストポーザーとしてステージに立っており、自身のYouTubeチャンネルでも不定期ながら情報を発信し続けていることからも大きな怪我などの影響ではないと推測されるが、本人からの発信を待ちたい。

女子フィジークでは特に目立った欠場者はおらず、今年も荻島順子、澤田めぐみらを中心にした上位争いが予想される。ほとんどの選手は、9月に開催された日本クラス別選手権と日本マスターズ選手権で一度ステージに立っており、8月のジャパンオープン選手権で圧倒的な身体を見せた新沼隆代や、昨年3位の清水恵理子を制して日本マスターズのオーバーオール優勝を果たした阪森香理(昨年5位)、出場者の中で唯一の20代で昨年6位の藤原彩香(29歳)らの進化に期待したい。

なお、フィットネスカテゴリーの日本一決定戦として同日同会場で開催される「フィットネス・ジャパン・グランドチャンピオンシップス2024」のエントリーも発表されているが、こちらは9月28日・29日に開催される「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」の結果を踏まえての追加エントリーをもって最終的な出場者が決定する。

★出場選手一覧はJBBFのHP