身長別フィットネス日本頂上決戦 女王・安井友梨が9連覇達成、メンズフィジークは波乱含みの展開に【JBBF】




9月29(日)、岡山県芸術創造センターにて「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス2024」が開催された。JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催のフィットネス競技の日本一決定戦は今年も2日間かけて行なわれており、2日目は各競技一般部の審査が、年齢無差別・身長別のクラスに分かれて実施された。

ひときわ注目を集めたのは、ビキニフィットネスで大会9連覇を達成した安井友梨。昨年は左足の指を粉砕骨折するケガに見舞われながらのステージだったが、今大会では本来のコンディションで登場し、磨き上げたボディとステージングでこれぞ女王というパフォーマンスを見せた。

メンズフィジークは、176cm以下級で伊吹主税が盤石の4連覇を達成した一方で波乱も起こった。168cm以下級は昨年2位・手島祐が2連覇中だった木村拳太を破りオールジャパン初優勝を達成。172cm以下級では昨年の覇者であり、「フィットネス・ジャパン・グランド・チャンピオンシップス」(階級無差別日本一決定戦、通称グラチャン)でも2位の長澤秀樹が3位となり、昨年オールジャパン選手権2位の増原駿がチャンピオンに名乗りを上げた。

歴戦の猛者が強さを発揮する一方で、新鋭の勢いも垣間見えた今年のオールジャパン。本大会の上位入賞者が集うグラチャンは10月6日(日)に大阪府で開催される。フィットネス競技の盛り上がりはいよいよピークシーズン。この先も目が離せない。

◆大会の結果は次のページにて