女子フィットネス界の太陽神ニカ・小倉あれず 世界一ビキニを愛し、ビキニを楽しみ日本2位




『ONE PIECE』に登場する、太陽の神ニカ。「人を笑わせ苦悩から解放してくれる戦士」と言われており、小倉あれずが今年のテーマとして目指したステージは、まさにニカそのものだという。

【フォト】ニカのごとく終始笑顔で美しさを解き放つ小倉あれず

「本当に楽しかったです。私はビキニフィットネスへの愛がすごくて、自分がステージに立つことで皆さんへそれを伝えられたらいいな、皆さんに笑顔になってもらえたらいいなと思っていましたし、今日はそれを伝えられたかなと思っています」

10月6に大阪で開催されたフィットネス競技の日本一決戦「JBBFフィットネス・ジャパン・グランドチャンピオンシップス」で準優勝に輝いた小倉はそう振り返る。結果こそ絶対女王・安井友梨超えとはならなかったが、「勝ちにはそこまでこだわっていなくて。自分の中での150%が出せて、それを審査員の方が評価してくれたらうれしいなという感じなので」と、やりきった笑顔をステージ上と同じくバックステージでも見せてくれた。

とはいえ、ビキニフィットネスも競技は競技。もともと強豪校でバレーボールに励んできた根っからのアスリートであり、楽しむことと並行して、体づくりにも真摯に取り組んできた。

「自分の中で理想とするビキニの像があって、それは誰かになりたいというものではありません。そこに近づきたいという思いで取り組んできましたし、自分としてはまだ脚がもっとあったらいいなと思って強化したり。あとは女性らしさ。筋肉が大きければいいわけではなくて、いかに丸くて女性らしさを出せるかというところを突き詰めてきました。ポージングも、世界で一番やってきたんじゃないかと思っています」

次戦は約2か月後、12月に東京で開催されるIFBB世界選手権となる。座右の銘として掲げる「凡事徹底」の精神で、まっすぐ、淡々と世界のトップを目指していく。

「今年は去年までと比べても、過去一の体をつくれたと思っていますが、世界選手権に向けてさらに一絞りしてみようかなと。淡々と当たり前のことを当たり前にやるというのは、なかなか難しいことですが、しっかりと準備して日本人の中で1位になれたらいいなと思います。世界で一番ビキニを楽しんできます!」

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