年間計画はコンテスト中心 美ドレスで舞台に立つ58歳、トレーニングは生活の一部




「トレーニングは生活の一部になっています」。彼女の話を聞くと、その言葉がぴったりだと感じるほどフィットネスが人生に溶け込んでいた。

髙田礼子、58歳。コンテスト歴8年目の彼女は、50歳付近から始めたトレーニングに魅了された。各団体のコンテストに精力的に参加し、9月7日にはSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)の群馬予選に出場。BIKINI MODEL MASTER’S部門、DRESS MASTER’S部門、DRESS部門にトリプルエントリーし、すべてで準優勝を飾っている。

【フォト】深紅のドレスで舞う髙田のステージショット

舞台慣れした彼女のステージは堂々たるものだ。ドレス着用部門ではゆったりしたBGMに合わせ、上品にポージングを決める。その姿は風格すら感じさせた。

そんな彼女にトレーニングを始めてからの変化を聞くと「計画を立ててジムに行く、食事に気を付けるなどが習慣になりました。お酒も家では飲みますけど、外ではあまり飲まなくなりました。鍛えていなかったらダラダラ過ごしてしまっているかなと思います」と語ってくれた。

年末には翌年の大会をラインナップし、年間の計画を立てる。そのうえで、日々目標に向けて筋トレに励んでいる髙田は「辞め時がわからなくなりました」と笑う。彼女の場合、トレーニングも大会出場も欠かせないライフワークとなっているのだろう。

12月8日に開催される、サマスタ年間の集大成「FINAL」(決勝大会)にも出場予定。「ファイナルでグランプリはなかなか獲れていないのですが、今年も出ます」と、虎視眈々と頂点を狙う。今年の締めくくりを最高の形で迎えるべく、最終調整を進めていく。

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