高まり続けるタンパク質フード需要 美味しく手軽にプロテインを摂取する方法




人の体に必要不可欠な栄養素であるタンパク質。筋肉、臓器、骨などあらゆる人体の器官がタンパク質で構成されています。水分以外の体を構成する要素のうち、約20%がタンパク質でできているそうです。

体に欠かせない栄養素であるタンパク質(Ⓒairborne77_AdobeStock)

【動画】「筋育栄養学」特別講義 タンパク質摂取パーフェクトガイド

タンパク質を十分に摂ることで、筋肉減少の防止、疲れにくくなる、肌のハリが生まれるなどの効果が期待できます。とはいえ、それは言うほど簡単ではありません。立命館大学 スポーツ健康科学部の藤田聡教授によると、1日あたりに必要なタンパク質摂取量は60g以上だそうです。

食事から十分なタンパク質を摂ろうと思うと、牛赤身肉なら約300g、ゆで卵なら約10個、納豆なら約7パック食べなければ60gには到達しません。プロテインパウダーも活用するなら別ですが、食品だけから摂るにはなかなかハードルが高いでしょう。

無理せず、日常的な食事の中で十分なタンパク質量を確保したい――。そんなニーズから生まれたのが、三菱食品株式会社が展開している『からだシフト』シリーズ『PROTEIN PLUS』です。

からだシフトシリーズ PROTEIN PLUS チキンのトマト煮。他にも多数ラインナップあり

チキンのトマト煮、ハンバーグやポタージュなど幅広くラインナップ。企業秘密のプロテインパウダーを含み、ポタージュであれば大豆を多く配合するなどの工夫がされています。1食あたり約11g以上( メニューにより多少差あり)のタンパク質摂取が可能です。

個包装であり、レンジで温めるだけで食べられることもうれしいポイント。若年層だけでなく、中高年層でも美味しく食べられるメニューで展開しています。

「ヘビーユーザーというより、これから少しタンパク質摂取を日常にしていきたいミドルユーザーに向けた商品開発をテーマにしました。少し気を遣いたいという方が、いきなり粉のプロテインを続けるのはハードルが高いと思うので、普段の食事から続けられるメニューを展開しています」と三菱食品の広報担当者はシリーズへの思いを語りました 。

健康的な日々を送るためのタンパク質摂取。こういった食品のニーズからも、社会的な健康意識の高まりが垣間見えました。

◆「からだシフト」シリーズの詳細はこちら

【動画は次のページ】“筋育栄養士”がタンパク質摂取のイロハを解説