今年12月16~19日に東京・有明コロシアムにて開催されるIFBB世界フィットネス選手権及び男子ワールドカップ。両大会に出場する日本選手団が10月にJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)から発表されていたが、車いすボディビルの三浦浩、湯浅剛の2人が追加メンバーとして発表された。
湯浅は、車いすバスケチーム「NO EXCUSE」でプレーしながら、日々トレーニングにも励み、今夏の「第1回日本社会人車いすボディビルOPEN大会」にて初代王者となった。自身のSNSにて「誰でも気軽に運動ができて、健康的な生活が送れる環境になって欲しいという想いを持って活動していますが、いろいろなご縁がありここに繋がったと思います。
日本開催なので多くの方々に届いて欲しいと思います!”ボディビルで社会を変える”チャンス到来!」とコメントしている。
三浦はパラパワーリフティングで三度のパラリンピック出場(ロンドン、リオ、東京)をはたしている60歳。今年は「第5回金沢市ボディビル・フィットネスオープン大会」で優勝し、「第38回東京クラス別ボディビル選手権大会」ではゲストとしてポージングを披露した。「第1回日本社会人車いすボディビルOPEN大会」では湯浅に次ぐ準優勝を獲得している。
近年のパラリンピックでは日本人アスリートの活躍がめざましいのは周知の通り。今冬、ボディビル・フィットネス界でもパラアスリート2人の躍進にも期待したい。
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