一昨日17日から3日間、東京・有明コロシアムにて「IFBB世界フィットネス選手権」及び「IFBB男子ワールドカップ」が開催されている。今年から新競技としてスタートした「ウーマンズウェルネス」(太ももやヒップなど下半身の筋量が評価される部門)には、国内大会で同カテゴリーの初代女王となり、今年の国際大会「アーノルド・クラシック・ヨーロッパ」でも金メダルを獲得した大谷美咲が登場。結果は準優勝となるも、強く美しいボディを披露した。
昨年までボディフィットネスで国内3連覇、世界選手権優勝と圧巻の実績を残してきた大谷。今年からウェルネスに転向し、早々に国内大会を制覇。カテゴリー変更はもちろん挑戦だったが、しっかりとウェルネス仕様のボディに仕上げ、極太の脚と大きなヒップ、バキバキの上半身という“強く美しいカラダ”をつくり上げてきた。
今大会でのマスターズ35~39歳級銀メダルには悔しさをにじませるも「反省点もあるので自分では受け止めています。アーノルドでいい結果が出たので、期間が空く中で気持ちを切らさないようにというのは一番気を遣いました。自分が理想だと思っているバランスやアウトラインにはまだ遠いので、目指していきたいと思います」と再起を誓った。
部門転向初年度で見せたボディは圧巻の仕上がりに思えたが、まだまだ伸び代を残しているということ。唯一無二の美筋ボディはこれからも進化を続けていく。
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