「みなさんの『いつかは』を叶える夢のステージになってくれたら嬉しいと思っています」
その言葉とともにビキニフィットネスアスリート・安井友梨が考案し、2022年よりスタートしたのが、コンテストの登竜門「マッスルゲート」におけるドリームモデル部門だ。
12月21日・22日に東京で開催された全国大会「ゴールドジムジャパンカップ」には、計51人の女性がこのドリームモデル部門にエントリーし、身長別3階級、年齢別2階級に分かれて優勝を競った。この競技は、イブニングドレスを着用し、ポーズはフロントポーズとバックポーズの2つというシンプルなもので、初心者にも挑戦しやすいのが特徴。年々出場者も増加しており、このカテゴリーに関しては安井友梨自身が審査員に加わることも多く、女性たちの憧れの舞台となっている。
考案者の安井自身は、2023年のIFBB女子ワールドカップにてフィットモデルカテゴリーにおける念願の世界一を獲得し、夢が叶うことをその身で証明した。また今年のIFBB世界フィットモデル選手権と女子ワールドカップにおいては本田有希子が金メダルを獲得しており、ウエストの細い日本人にとっては世界の舞台でも活躍しやすい競技として人気が高まっている。ドリームモデルという競技名の通り、今後も女性たちの夢への第一歩となるステージが全国各地で展開され、またこのマッスルゲートから世界へ羽ばたく選手が現れるかもしれない。
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