総合格闘技、プロレスなどに取り組み、アームレスリングでは世界も制した、自称“刃牙の女”山田よう子さん。女優でタレント、池口恵観住職の弟子でもあり、社会貢献をテーマにさまざまな活動に励んでいる彼女が、今年ミスコンテストに挑戦する。
挑むのは年齢、身長、結婚歴も関係なく、社会でがんばる女性を対象とした「Miss Viviana Japan」のステージ。主宰の水川美南さんとは、かつて出場した格闘技の試合での縁。そうした繋がりもあり、普段と真逆の世界に挑戦しようと思い立ったそうだ。
5月の本番に向け、1月27日に強化レッスンをスタート。15センチのヒールを履いてのウォーキング、PRのレッスン、ダンスのレッスンと8時間近く続き「もう無理かも…」とマイナスな考えが頭をよぎることもあったと言う。そんな状況でも一緒にレッスンに来ており、ミスコンではオープニングダンスに参加予定の娘・心翔(こと)ちゃんの存在が支えになり、レッスンを完遂した。
人生はいつでも挑戦の連続だ。山田さんは本番に向け、熱い思いを語ってくれた。
「護摩行や格闘技やアームレスリングの追い込みよりキツいです。格闘技ではまったく使わない筋肉を使うと知りましたね。5月6日の本番までには体重を落として、ヒールで歩けるようにトレーニングをしたいと思います。見た目、若さ、スタイルは負けますが、当日は筋肉を逆にさらけ出して、飾らない素の山田よう子でコンテストを受けたいと思います。本当に場違いだと思いますし逃げたいですが、当日は5人の子どもたちとステージに上がります。できたら格闘家仲間やアームレスラーに来てもらって、応援してもらいたいです」
【次のページ】アームレスリング女王・山田さんの娘との練習風景