男女が織りなす筋肉美の競演 フィジーク・ビキニ、それぞれの魅力に気づくきっかけに




フィットネス競技に挑む男女が手を取る、世界選手権ならではのカテゴリー「フィットペア」。昨年12月末に開催された「IFBB女子世界選手権&男子ワールドカップ」でも同部門の審査が実施され、そこで3位に輝いたのが穴見一佐と廣中れなのペアである。

【フォト】スタイリッシュさと妖艶な美が融合 穴見&廣中のステージショット

ふたりは昨年10月「POWER BUILDING CLASSIC in AWAJI 2024」でペアでのゲストポーズを披露。その縁で世界選手権での競演が実現した。

「穴見君でよかったなと思います。今回は淡路島の時よりさらによくなって、お互いの息もぴったりだったので。本当にやりやすかったです」(廣中)

メンズフィジークで活躍する穴見が放つスタイリッシュなカッコよさ、独自のメイクや雰囲気づくりで魅せるビキニフィットネス・廣中の妖艶な美が融合。男女が織りなす筋肉美の競演で会場を魅了した。今回の挑戦を振り返ったふたりは、チャレンジを通じて気づきがあったと語る。

「今まで、メンズフィジークのステージをじっくり見ることがなかったんですけど、『穴見君はこういう感じでターンやプレアクションをするんだ』とか勉強になりました。ビキニのステージに取り入れられる部分もあると思ったので、すごくいい学びになりました」(廣中)

「同じフィットネス競技者として、ビキニフィットネス選手のほうが魅せ方が上手だと思いました。廣中さんと一緒に練習する中で、自分の競技にも活きてくるような材料をたくさん得られたのでよかったです」(穴見)

次回のステージについては「機会があればまたペアで挑戦したいと思います。今回かなりふたりで練習したので、少し期間が空いてもすぐに合わせられる自信があります」と穴見。今回の挑戦を経て気づきを得た両者は、成長した己でふたたびステージに臨んでいく。

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