美筋ボディをつくった“大食い銀行員トレーニー” ボディメイクのモットーは「食べて動く」




2021年にSUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)でデビューを飾って以降、数々のコンテストで実績を残す平井絵梨夏さん。現在はNABBA JAPAN(ナバジャパン)のプロ選手として活躍しており、2024年9月にはプロ日本一を決する「NABBA JAPAN GRAND PRIX FINAL」で優勝をつかんだ実力者だ。

写真/村下真一

【フォト】コンテストで見せた平井さんの美ボディ

競技のため、ダイエットのため――。トレーニングに取り組む理由は人それぞれだが、彼女は筋トレを「人生の幸福度を上げてくれるツール」だと語る。

「やったぶんだけ体に変化が出るので、自分が目指したい姿に努力次第で近づけることにやりがいを感じますし、やれば変わるんだと実感できるのがうれしいです」

自身を“大食い銀行員トレーニー”と名乗るように、食べることが大好きな平井さん。食べたぶんだけ動く健康的なトレーニングライフを送っている。

「お替り無料とか大盛とか、そういうワードが一番好きですね(笑)。普段は1食でお米一合食べたりします。オフの期間はもちろんですけど、基本的に減量中もしっかり食べるようにして、そのぶん動くことを心がけています。競技のために鍛えたり、減量するのは辛いこともありますけど、美味しいご飯が待っていると思うとがんばれます」

コロナ禍にトレーニングを始め、一気にその魅力にハマった彼女は、過度なストレスを課さない筋トレと食事管理で美ボディを磨き上げた。2024年の実績には手ごたえを感じているとのことだが、ここで満足することはない。

「去年は自分の中でベストを尽くした1年でした。2025年はさらに上に行くために何をしなければいけないか、どこを目指していくかを考える1年にしたいと思います。その中で出たい大会を見つけたり、またプロ戦に挑戦したりするのもありかなと思います。上には上がいるので、少しでも近づくために戦略を練る期間も必要ですね。これからも楽しみつつ、ボディメイクを続けていこうと思います」

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