競技のパフォーマンスアップに有効なストレッチは、日常生活で凝り固まった体にも力を発揮します。
本企画では人気スポーツエンターテインメント番組「SASUKE」で活躍し、今年1月13日に放送された「KUNOICHI」では完全制覇を達成。クライミングや五輪新競技のオブスタクルスポーツでも実績を残す大嶋あやのさんにストレッチを伝授してもらいました。
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今回紹介するのは太もも裏側（ハムストリングス）のストレッチ。大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つからなる筋群です。骨盤とつながっているこの部位が硬くなると、姿勢の乱れやヒザ・お尻の痛みが起こる場合もあります。
知らず知らずのうちにもも裏が硬くなっているという人も多いと思います。一日の終わりに疲労を除去して、すっきりと翌日を迎えましょう。
【ハムストリングスのストレッチ】
（種目1）
➀立てヒザの体勢から片方の足裏を壁につけます。上半身を両手で支えつつ、前方に体重をかけていきましょう。
②負荷が強い場合は、足の裏を壁から離します。壁から足を離して前屈していくと、重点的に伸ばすポイントを調節できます。
（種目2）
③片脚で立ち、上半身を前に倒します。両腕を床に付け、もう片方の脚は後方に上げます。体幹と脚が一直線になるように意識します。
④⑤股関節を固めた状態から、腹圧を意識して全身が一枚の板になったようなイメージを持って起き上がります。
特別な道具を必要とせず、シーンに合わせて実践できることもストレッチの魅力です。短時間でも効果は表われるので、ボディケアの習慣を徐々につくっていきましょう。
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