歴代最高のバランスと弱点のなさ! 若くして日本3連覇を果たしたリアルモンスター~相澤隼人(前編)【筋肉マニアのビルダー解体筋書】




YouTubeに投稿しているボディビル解説動画が話題の筋肉マニアが、毎週一人のボディビルダーをピックアップして紹介していく連載「解体筋書」。今回は、日本選手権3連覇の相澤隼人選手です。

【ムービー】これが日本3連覇を果たしたモンスター・相澤隼人のフリーポーズ

「ボディビルの申し子」と呼ぶべき完成度

相澤選手の最大の強みは、弱点のなさです。各部位のクオリティはもちろん、仕上がり、ポージング、ステージング、フリーポーズ等、どの点においても一切隙のないボディビルディングをしています。

弱点のない体の中でも特筆すべき部位は、上腕二頭筋とハムストリングスです。起始部から停止部にかけて波のように盛り上がった二頭筋は、とんでもないピークの高さをしており、ジュラシック木澤さんにも劣りません。ハムストリングスは、厚みもさることながら刃物で切り分けたように何本も線が走っており、目を見張る完成度をしています。

単に弱点がないだけでなく、長い四肢と完璧な筋肉のバランスが作り出す美しくも力強いプロポーションが魅力的で、現代ボディビルの教科書と言っても過言ではない肉体をしています。また、仕上がりもハードで、鈴木雅選手を継承するかのような臀部のストリエーションも彼の強みの一つです。

弱点のなさは、肉体だけに留まりません。規定ポーズやフリーポーズにおいても完璧で、ポージングの上手さは歴代最高クラスです。弱点のない体と卓越したポージングセンスによって、その評価はより強固なものになっており、彼が出場を続ける限り王者は変わらないだろうとさえ言われていました。

相澤選手は、落ち着いた曲調に合わせたクラシカルな動きと迫力満点の音楽に乗せたキレのある動きを組み合わせたフリーポーズを披露されることが多く、どの作品も見応え抜群です。中でも、2018年全国学生選手権でのフリーポーズは圧巻で、怪物の目覚めを予感させるような音楽とポージングは、何度見てもカッコいいです。

後編は、13歳という衝撃的な若さでボディビルデビューを果たした相澤選手の日本3連覇までの軌跡についてお話しします。お楽しみに!

(後編に続く)

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