芸人界を震撼させた極太の上腕! 令和の筋肉モンスターの肉体づくり【青木マッチョ】




2024年、TBS系朝番組『ラヴィット!』への出演を機に注目度が急上昇した青木マッチョ。裸芸や元気あふれるネタは苦手であり、内向的な筋肉芸人としての境地をゆく彼の肉体は、隠しても隠しきれないほどマッチョだ。

中でも目を惹くのが太さ47cmを誇る上腕。日々のトレーニングについて聞くと、独自のこだわりが飛び出した。

【トレーニング動画】青木マッチョがこだわり抜く腕トレを特別収録

「基本的には胸・背中、肩、腕の3分割でルーティーンを組んでいます。今は脚トレはやっていないですね。あまり参考にしないほうがいいと思うんですけど、テレビや舞台では基本的に服を着ていて胸と背中が隠れているので、そこは維持で十分だなと。腕や肩は目立つ部位なので力を入れています。光栄なことにたくさん仕事をいただけるようになったので、限られた時間の中でより良い青木マッチョを見せるためのメニューを組んでいます」

腕のトレーニング

とくに注力している腕は、トレーニング1回につき基本的に上腕二頭筋5種目、上腕三頭筋5種目を各4セットずつ、計40セットで構成する。コントラクト種目、ミッドレンジ種目、ストレッチ種目をバランスよく組み込むように気を遣っていると言う。

アームカール

二頭筋のコントラクト種目では、アームカール、スパイダーカール、コンセントレーションカールなどさまざまな種目を使い分ける。

ミッドレンジ種目であればバーベルカールやハンマーカールなど重量を扱えるメニューを選び、仕上げのストレッチ種目としてインクラインカールを選択することが多いと言う。

三頭筋に関してはケーブルプレスダウン(コントラクト)、ナローベンチプレス(ミッドレンジ)、ライイングエクステンション(ミッドレンジ)がお気に入りだ。ジムが混んでいる時、時間がない時などはディップスを取り入れることも多い。ストレッチ種目はオーバーヘッドケーブルエクステンションをチョイス。時間を投入できる日はさらにフレンチプレスなどで鍛えていく。

「たまにジムに背もたれを垂直まで上げられるベンチがあるんですけど、それがあったら僕は、よだれを垂らして重たい40kg後半のダンベルを持ってフレンチプレスをやりにいきます。それが一番好きな種目ですね」

フレンチプレス

肩のトレーニング

腕とともに上半身の迫力を出す上で重要になる肩の強化。基本的に自由に種目設定を行なう中、大枠として決めているのが全力を出して臨む高重量のフリーウエイト種目、そしてリア(後部)の種目を入れ込むことだ。

1回のトレーニング構成としては、高重量でのプレス系を1種目、サイドレイズ系を2種目、リア系(ケーブルリアレイズ、ダンベルリアレイズ、リアデルトなど)を2種目選ぶ形を取っている。

胸・背中のトレーニング

「以前は胸と背中もそれぞれトレーニング日を設けていたのですが、今はまとめて1日でやるようにしました。トレーニング時間を短縮して、強調したい部分に時間をかけるようにしているので、今の胸・背中トレの目標は現状維持です」

とはいえ、胸トレの代表格であるベンチプレスの重量を聞かれることもあるため、ベンチではある程度高重量を扱うようにしていると言う。その他にはインクラインプレス、ペックフライ、ダンベルフライといった種目をチョイスすることが多い。

背中はチンニング、ベントオーバーロウを行なったのち、だいたいケーブルプルオーバーで締めるそうだ。このように胸・背中合わせて6種目、各種目3セットずつを行なっていく。所要時間は1時間をやや超えるほどとなっている。

「全体的にトレーニングの構成は安定してきましたが、そろそろ変化をつけたいと思っています。あとは6種目で1時間以内に収められるようにしたいですね。食事に関しては、以前は低温調理した胸肉を持ち歩いたりしていたのですが、最近はあまり気を遣えていません。食事を変えればもう一段回大きくなれる気がしているので、今後はトレーニングの質を追求しつつ、食事も見直していきたいですね」

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