愛するキャラクターに変身するため、そして“推し”へのリスペクトを込め、コスプレイヤーたちは日々自らの肉体を鍛えている。今回はコスプレイベントで出会った筋肉自慢のレイヤーさんを直撃し、体づくりやコスプレへの思いを聞いた。今回登場するのは、ボディ・衣装・小道具ともにハイクオリティなコスプレを目指す内藤メアさん。
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筋トレの魅力は変わっていく自分を見られるところ
――昨年の冬コミケでは『銀魂』から近藤勲のコスプレを披露しましたね。
「はい。自分が声をかけて銀魂の合わせをしようということで、仲間のレイヤーさんと一緒にやりました」
――造形のできる筋肉コスプレイヤーを目指しているんですよね。
「はい。ハイクオリティな衣装や小道具を自分でつくれるレイヤーになりたいですね。自分はまだまだ完成度が低いと思うので、もっとクオリティを上げていきたいです。ユウキさんというレイヤーさんが衣装も小道具もコスプレもカッコよくてあこがれています」
――筋トレはいつ頃からやっているんですか。
「2年くらい前からやっています。まだまだ自分はレイヤーとして無名なので、もう少し筋トレもがんばってクオリティを上げていきたいと思っています」
――鍛え始めたきっかけは?
「体を動かすのが好きで、その延長で始めました。小さい頃からずっと何かしらスポーツはやっていて、一番長かったのがバスケなんですけど、その時に筋トレもしていました。最近はダンスに挑戦していて、活動のためにSNSのアカウントもつくりました」
――筋トレの魅力はどんなところに感じますか。
「変わっていく自分を見られるところです。あと、筋トレを通じて健康になれるので、今のうちにやっておいたら将来的にもいい影響があるかなと思っています。まだまだ自分の体は発展途上なので、今の自分を変えたい気持ちが一番ですね」
――今後の目標は?
「もっと筋肉をつけて、まわりにすごいと思ってもらえるような体でコスプレをしたいです。もしキャラを知らない人が見ても、体ですごいなと感じてもらえるくらいになりたいです」
――次にコスプレしたいキャラは決まっていますか?
「『HUNTER×HUNTER』の覚醒ゴンのコスプレがしたいです。体を鍛えてしっかり再現したいと思っています。まだ腹筋も割れていないので、これからもっとトレーニングに力を入れていきたいと思います!」
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