44歳・普通の会社員が目覚めた筋トレの魅力 トレーニングを通じて子宝にも恵まれる




2025年4月5日、東大和市民会館にて、FWJ(Fitness World Japan)が主催するボディコンテスト「WEST TOKYO CHAMPIONSHIPS 2025」が開催され、多くのトレーニーが鍛え上げた肉体美を競い合った。

【フォト】河合がステージで見せたマッスルボディ

そんな同大会において、メンズフィジークマスターズのオーバーオール優勝を獲得したのが河合宙、44歳だ。オーバーオール優勝、そしてこの日大きな声援を集めた選手に贈られる「ベストオーディエンス賞」の表彰式では、家族とともにステージに上がり、愛するファミリーと喜びを分かち合った。

「めちゃくちゃうれしいです。優勝できたことはもちろんですし、家族と一緒に舞台に立てたことを本当にうれしく思います」

もともと体を鍛えることが好きだった河合。時代の流れもあってか、会社員としての忙しさが落ち着いてきたこともあり「プライベートでも自分の努力で何か結果を出してみたい」とボディコンテスト出場を志した。トレーニングが日常化してから、思いもよらない幸運が舞い降りたと振り返る。

「偶然だと思うんですけど、うちの夫婦はもともと不妊症だったんですよね。10年以上不妊治療していても子どもができなくて。その中で奥さんと一緒に筋トレを始めて、食事とか生活習慣とかをガラッと変えて、2年経ったら普通妊娠できたんです。筋トレがきっかけで子どもを授かれたことは、自分の中ではかけがえのない宝物だと思っています」

今後の目標については、IFBB PRO LEAGUE公認のプロカード取得を掲げた河合。「子どもが成人したら一緒にステージに立ちたいと思っています」と笑顔で語った。

筋トレを通じて毎日にハリが生まれ、ファミリーにも幸運をもたらした。喜びに満ちた河合のトレーニングライフはこれからも続く。

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